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サピックスの入室試験対策!口コミを調べて分かった問題点と改善法

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中学受験を目指す上で、レベルの高い塾に通わせたいと考える親御さんは多いと思います。

その中でも、レベルの高い授業に定評があるサピックスに惹かれて入室を決めた方もいるようです。

しかし、サピックスの入室テストが難しく、なかなか合格できないという方もいらっしゃいます。

また、サピックスは新4年生と、新5年生とでカリキュラムが変わります。
カリキュラムに合わせて、入室テストの難易度も変わり、対策の仕方変わってくるので、今回は新4年生と新5年生に分けて、サピックスに入室するための対策法を紹介していきます。

【新4年生】サピックス入室前にやっておきたい入室テスト対策

口コミを見ると「サピックスの入塾試験はかなり難度が高い」などの言葉をよく目にするので、合格するためにどんな対策をするべきなのか気になるかと思います。

ここでは、新4年生向けのサピックス入室に向けた対策を紹介していきます。
入室試験を受ける前に参考にしてください。

試験を受けるならいつがベスト?

口コミを見ると、受験カリキュラムのことを考えて、最初から授業を受けたいという方が多数を占めています。

その場合は、サピックスのカリキュラムスタートである3年生の2月に入室するのがベストなタイミングです。

そして、3年の2月から入塾を考えるなら、3年生の11月に行われる第1回入室試験を受けることが必須になります。

試験の内容と合格基準を知りたい

新4年生の場合は、入室試験の科目は算数と国語が40分ずつに、体験授業が20分あります。

合格基準は時期によって変わりますが、新4年生の場合は最低でも4割前後の得点は必要です。

「算数と国語の2教科だけなら口コミで言われているほど難しくないのではないか」

サピックスは圧倒的な合格実績で名をはせている塾なので、学校の授業とはレベルが違います。
教科書レベルよりもワンランク上の上級問題に正解ができないと厳しいテストになります。

算数の対策法を知りたい

新4年生の算数の主な問題は、計算問題文章問題、図形の基礎や規則性を問うパズル問題です。

出題内容の半分以上は計算問題と文章問題が占めます。

この試験で求められる力は「スピード感と正確性」です。
計算は基礎的な問題が多いですが、この答えで本当に合っているのか直観的に分かる数量感覚を問う問題になっているので、計算ドリルなどで訓練する必要があります。

パズル問題に慣れていない方は、展開図や図形の規則を見つける訓練をした方がいいですね。

また、文章問題は、「この問題では何が求められているのか」という国語力が求められる問題になっているので、読解力対策も抜け目なくしておきましょう。

国語の対策法を知りたい

国語で出題される内容は、「漢字の読み書き」と「長文読解」です。

少なくとも3年生で習う漢字はマスターしている状態で、できれば4年生の漢字も練習しておくと安心です。

また、解答欄からはみ出したり、文字が小さすぎて点数を落とすお子様もいらっしゃるので、日頃から解答欄に入る程度に大きく、丁寧に書く練習もしておきましょう。

長文読解は、学校の授業で扱う文章よりも非常に長い文章を読まなければならず、それも40分という制限時間で設問にも答えなければなりません。

市販の問題集で十分なので、問題を解くときは時間をしっかりと図り、制限時間内に解き終える訓練が必要です。

また、口コミでも見たことがあるかもしれませんが、サピックスの入室テストは記述問題の割合が多く、非常に難度が高いです。
文章を書き慣れているお子様であれば抵抗はないと思いますが、設問で求められた文章を書く力が必要になります。

正しい文章を書く力」が国語の入室試験の鍵になるでしょう。

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またRISUの教材1学年分には国語の教科書1年分の文章量が入っているので、国語で重要になる「正しい文章を書く力」も同時に養うことができます。

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【新5年生】サピックス入室前にやっておきたい入室テスト対策

新5年生になると、入室テストの難易度が一気に上がります。
そのため、4年生とはまた違う対策が必要になります。

ここでは、新5年生でやっておきたい入室テスト対策を紹介します。

新5年生のサピックス入室試験が難しくなる理由

新5年生からテストの難度が上がると口コミなどで見ることが多々あるかと思います。
その主な理由は、試験科目に「理科と社会」が加わるからです。

また、算数や国語も、すでに入塾している4年生にも匹敵するほどの学力を身に付けておく必要があります。

算数・国語のレベルアップにプラスして、理科・社会の力も伸ばさなければならないため、新5年生から入室試験の難度がグッと上がるんです。

重要なのは基礎力

どの科目の対策をする場合も同じなのですが、何よりも優先して取り組むべきことは「基礎力向上」です。

新5年生では、中学受験に必要な内容を学習していくので、入室テストではどれだけ基礎が定着しているかが試されます。

また、入室テストの配点は算数と国語が150点、理科と社会が100点と、算数と国語の配点が大きいです。

そのため、算数と国語の基礎力がどれだけ身についているが合否を分けることになると言えます。

サピックス入室試験でしっかり点数を取る3つポイント

サピックスの入室テストでは、「上位のクラスに入りたい」や「入れるならどこでもいい」など、様々な考えを持たれているかと思います。

しかし、どこのクラスに入りたいかに関係なく、点数を取るために注意したい3つポイントがあります。

それらについて詳しく見ていきましょう。

文字は大きく、濃く、丁寧に書く

文字は採点者が見やすいように「大きく、濃く、丁寧に」書くべきです。

「文字が薄くて読みにくい」や「小さすぎて読めない」などの理由で、正解しているにも関わらず点数を落としてしまうお子様が、実は非常に多いんです。

日頃から読みやすい字を心がけるように、子どもに言い聞かせましょう。

正しい文章を書く

読解問題の記述問題は、サピックス入室で避けては通れません。

読解力はあるにも関わらず、「主語と動詞が分かりにくい」や「修飾語の使い方が間違っている」などの理由で減点されているケースも少なくありません。

読解問題の対策は万全なのに、正しい文章を書けないだけで悔しい思いをしたくないですよね。
日頃から正しい文章を書くことを意識しましょう。

解答欄からはみ出さない

入室試験で解答欄からはみ出すのはルール違反です。
かなり細かいことですが、確実に減点対象になるので解答欄に収めるクセをつけましょう。

学力というよりは本人の性格や習慣の問題でもあるので、テスト前に意識するだけで改善できるものではありません。

日頃の学習からしっかりと意識して改善するように心がけましょう。

まとめ

いかがでしょうか。
今回はサピックスの入室試験の対策方法を紹介しました。

サピックスの入室テストでカギになるのは「基礎力と正確さ」です。
この2つをしっかり意識して入室テストで、よりよい結果に繋げてくださいね。

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