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正しい「勉強の仕方」を学んで効率のよい勉強法を行おう

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いくら勉強しても結果が出てこないと勉強へのやる気はどんどん減ってしまいますよね。
今回は少ない勉強時間でも効率よく勉強して結果にコミットする勉強法を紹介していきます。
気になるものはぜひ実践してみてください。

1.勉強する時間帯を気にする

まず初めに紹介するのは勉強する時間帯を気にするということです。
勉強する時間帯について意識したことありますか?

オススメは朝の時間に算数や理科のような頭を使う理系科目の勉強をして、夜の時間に国語や社会などの文系科目の勉強をすることです。

なぜなら、朝の時間帯は1日で一番頭がさえる時間帯で集中力、やる気、思考力が高いと言われているからです。

また、朝の時間帯はドーパミンやアドレナリンなどの脳内物質が大量に分泌され、集中力や思考力が必要な理系科目に最適な時間帯となっています。
朝起きてから時間が経ちすぎてしまうと、この勉強効果は出なくなってしまうので、朝起きてから30分~1時間位の時間帯までにはやるようにしましょう。

一方、夜の時間帯は暗記科目を勉強することで勉強の成果が出てきます。
私たちの脳は睡眠中に1日過ごしてきて脳に入ってきたものを整理します。
その時に必要なものは覚え、必要ではないと判断されたものは忘れる仕組みになっています。

よって睡眠前に暗記系の勉強をすると新鮮なものとして脳に送りこまれるので、必要なものとして脳に暗記されやすいという特徴があります。
漢字や英単語など覚えないといけないものが多くある教科はこの時間帯に勉強することでインプットされやすいです。

また、夜勉強したら内容をしっかりと定着させるために余計なことはせずにすぐ寝るようにしましょう。
寝る前にテレビを見てしまったりするとせっかく勉強した記憶がテレビを見たことによって薄まってしまいマイナス効果です。

また夜にテレビやケータイをすると脳が画面の明るさに対応してしまい、目が覚めてしまいます。
目が覚めてしまうと翌朝起きるのが大変になってしまったりと負のスパイラルに陥ってしまいます。

繰り返しになりますが、勉強したらすぐに寝るようにしましょう。

2.目標を設定する

次に紹介することは勉強を取り組む前に目標を設定することです。
目標を立てるためのポイントは3つあります。

1.時間をかけすぎない

たまに勉強の目標を立てるためだけに何十分もかける人がいますが、これはあまりにもかけすぎです。
いくら詳細に目標を立ててもそれが実際に目標通りにいくことは少ないです。細かすぎず、余裕をもたせた目標設定にしましょう。

2.勉強したい科目や単元を大まかにリストアップする

これは少なすぎるとモチベーションが下がってしまうので、終わるか終わらないくらいの分量の目標を立てることにしましょう。
もし終わらなければ翌日にもちこして取り組むようにしましょう。

3.勉強の時間配分を決める

この時間配分は大雑把に決めていただいて構いません。時間にとらわれてしまっては時間が気になって勉強に集中できなくなってしまうからです。
また、もし予定していた時間をオーバーしてしまっても、きりがいい問題まで終わらせてからその勉強を終えるようにしましょう。
中途半端に終わってしまってはせっかく勉強していても達成感を感じられなくなるので気をつけましょう。

4.目標をノートに書くなどしてまとめておく

目標をまとめておくことによってなにを勉強したのか振り返ることができるだけでなく、ノートにたまっていくことによって勉強の成果が目に見えます。
さらに、達成感を大いに感じることが出来るできます。
しっかりとやってきた跡を残すクセをつけるようにしましょう。

3.簡単な単元から勉強する

次に紹介するのは簡単な単元から勉強するということです。

いきなりキツイ問題を解こうとしても脳はフルパワーを発揮してくれません。
スポーツでもまずはウォーミングアップをして身体を温めてますよね。
勉強もそれと同じでまずはウォーミングアップが大切です。
ウォーミングアップとして算数では百ます計算などの計算問題、国語では漢字ドリルなどがいいとされています。

簡単な単元で調子がのってきたら算数の難解な問題や国語の読解問題などにチャレンジしてみましょう。
調子が上がってきたら普段は解けない問題が解けたり、ケアレスミスが減ったりするなどメリットが多いです。

いきなり難しい問題から解こうと思っても、頭が働かないだけでなく勉強へのモチベーションも下がってしまいます。
しっかりと勉強のウォーミングアップをするようにしましょう。

4.やりすぎない

次に紹介するのは勉強はいきなりやりすぎてもいけないということです。

普段勉強していない人がいきなり勉強しようとしても習慣ができていないので、3坊主になって長続きしません。
これはダイエットと同じようなことです。
無理なダイエットをいきなりしようと思っても長続きしません。
一瞬は痩せたとしてもかえってリバウンドしてしまうなどやらない方がよかったなんてこともあります。

勉強も同じです
勉強習慣が無い人がいきなり長時間勉強しようとしても、それは長続きせずむしろ逆効果
だと言えます。

長い目で勉強の成果を出したいと思うのであれば、やりすぎないということもとても大切なことなのです。
勉強になれて来たら時間を10~20分と増やしていってもいいのですが、突然のやりすぎはしないようにしましょう。

勉強を1日にやりすぎてしまうその1日だけで満足してしまい、次の日の勉強へのモチベーションは落ちてしまいます。
むしろ時間がきたから勉強をやめることによってまた次の日に残りは勉強しようとモチベーションが維持されます。
いきなり飛ばさずに徐々に取り組んで勉強習慣を付けていきましょう。

5.青鉛筆を使う

これは青という色の特性によって勉強の良い効果をもたらしてくれる方法です。

青色を見ることによって、セロトニンという脳内で働く神経伝達物質の分泌をしてくれます。
このセロトニンの分泌により、感情や気分のコントロール、精神の安定を促進してくれるといった効果があります。
集中力が続かなくて困っている人やケアレスミスが多い人などは青鉛筆を使うことによって集中力が続いたり、ケアレスミスが減るなどの効果が期待できます。

6.徹夜はしない

徹夜は勉強している感じがするため成果がありそうです。しかし先ほども説明したように物を暗記するためには睡眠は必要不可欠です。

すなわち、徹夜をしてしまうとせっかく勉強したものを記憶する余裕がなくなってしまい、逆効果です。

また記憶面だけでなく徹夜は体調面にも悪影響を与えます。
睡眠は一日の疲労を回復させるために必要不可欠なことです。

その睡眠時間を削っては効率よく勉強するのに逆効果といえます。
しっかりと早寝早起きの規則正しい生活をして、勉強のオンオフをはっきりさせて効率のいい勉強をしましょう。

7.まとめ

今回様々なおすすめの勉強法を紹介しましたが、どの人にも合う万能の勉強法というのは実際のところ存在しません。
いろいろな勉強法を試してみて自分にあった効率のよい勉強法を行うようにしましょう。

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