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早稲田アカデミー低学年の評判を調査! 子どもや保護者の口コミは?

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最近、小学生のうちから学習塾に通っている子が増えていますよね。
「早稲田アカデミー」という学習塾はご存知ですか? 

先生の熱心さや実績の高さで知られる大手学習塾です。こうして聞くと、「子どものうちから学習塾ってどうなの?」「熱心なのはいいけどうちの子でも続けられるのかな?」という疑問が浮かんできますよね。

今回は、早稲田アカデミーの評判を調べてみました。

1.早稲田アカデミーの特徴 低学年にオススメ「スーパーキッズコース」


早稲田アカデミーは、講師陣のレベルの高さを強みにしている学習塾です。中学受験、高校受験で高い実績を残しており、とくに低学年~中学受験向けの講座が人気です。

生徒ひとりひとりと向き合った指導を心がけてくれるため、子どもの不安や対策したい部分に向き合って勉強を進めてくれるという評価も。

また、早稲田アカデミーは1クラス15人までという少人数制度を採用していて、他の大手塾では1クラス30~50人とされているので、生徒と講師の距離を考えた時に差がありますね。

早稲田アカデミーの講師陣は、他の学習塾と比べて若く溌剌とした性格の方が多いという特徴もあります。いわゆる「体育会系」というやつですね。なので、そうした雰囲気と相性が良い子にとっては恵まれた環境と言えます。

早稲田アカデミーでは、小学校1年生から2年生の低学年の子を中心にした「スーパーキッズコース」が用意されています。こちらのコースで基礎力を身につけ、ゆくゆくは受験の世界で戦えるような実践的学力を養うことができます。

2.早稲田アカデミーの評判

早稲田アカデミーについての口コミをいくつか紹介します。

・30代女性の口コミ

息子が小学三年生になったのをきっかけに早稲田アカデミーに通わせるようになりました。
小学校二年生に上がったあたりから、他の家庭の子もスポーツや英会話の習いごとを始める子が多くなり、うちの子が遊び相手が見つからず時間をもてあまし気味だったことも理由にあります。

ちょうどママ友から「あそこの先生は良い人が多い」と耳にはさんだこともあって、通わせることにしました。

早稲田アカデミーは同世代の子と仲良くなれるという話を聞いていたのですが、実際はもっとぴりぴりした雰囲気でとてもじゃありませんが「友達を増やす」ための場所とは言えませんでした。

先生も明るいと言えば明るいのですが、クセが強い人もそれなりに多かった印象です。保護者面談でも先生のやる気は伝わってくるのですが、「いや、うちの子が求めているものはたぶん違うと思うんだけど……」とズレを感じることもしばしば。

息子も、初めのうちは楽しそうに勉強をしていました。熱心な先生が、自分のためにがんばってくれていることが嬉しかったみたいです。
「早稲田アカデミーはちょっと難しいところだよ」と言って聞かせたのですが、そもそも学習塾がどういうものなのか理解できていなかったみたいで…笑

早稲田アカデミーは宿題やテストがかなり多いです。
早稲田アカデミーは毎回テストがあり、課題もたくさん出されます。最初の一年間は、うちの子もがんばっていました。勉強することの楽しさを覚えてくれたようで、勉強を通して達成感や充実感を得ることを学んでくれました。

ただ、早稲田アカデミーに通い出してから1年を過ぎると、だんだん疲れが見えてきました。いま考えてみれば、難関校の中学受験を考えている子と同じだけの学習量が求められるので、消耗してきてしまったのではと思います。

そのうち息子のやる気も目に見えてなくなってきて、勉強に対するネガティブなイメージが生まれてしまわないか心配になってしまいました。
課題の量が多いため、遊ぶ時間や休憩する時間が、家にいるときもなかなかとることができません。

結局、小学四年生の夏にやめてしまいました。実績があるとはいえ、うちの子のようなタイプではこのやり方についていけませんでした。

・30代男性の口コミ

娘が小学二年生のときから通っていました。早稲田アカデミーは、子ども同士がひとりひとりにとってのライバルとなり、学力競争によって成績が自然と上がっていくというメリットがあります。

たとえば、宿題を出しただけで終わるのではなく、宿題の内容を理解しているかという確認テストを実施してくれます。

また、成績優秀者の名前が貼り出されたりすることもあり、生徒が気を抜かないように頑張れる環境になっていると感じました。確認テストの結果もあまり悪いと、子どもが誰に言われなくても危機感を抱くようになるので、成績を挙げるシステムとしてはよくできているのではないかと思いました。

先生によっては、勉強時間を把握するために独自で問題集を与え、毎日何時間学習したかを記録するノートを提出させたりもします。

これは毎日チェックする講師の側からしても相当な労力ですが、やはり早稲田アカデミーは講師の熱意によって成り立っているんだなと感じました。ただ、講師による当たり外れは大きく、講師と生徒のミスマッチが起こることもあるかもしれません。

通ったコースは、中学受験対策の四強科、Sコースです。小4から小6までの3年間通わせました。

掛かった費用は講習会、合宿、さらに長期休暇などに実施される特別講座もひっくるめて含めると、3年間で300万円ほどかかった計算になります。

子どもの口コミ

・小学二年生の時期に通っていたというA君
小学二年生の春から、お母さんに勧められてはじめました。もともとあまり乗り気ではなかったのですが、先生が「おれは本気で君を学年トップにしてあげたい」という一言から授業を始めたので、次第にその熱意にあてられてやる気が引き出されていきました。

小学生のあいだはずっと早稲田アカデミーに通っていたのですが、中学受験に合格したとき、先生が「長いあいだ良く頑張ったね、早稲アカで君と一緒に過ごすことができて本当に嬉しかった」と僕の背中を叩きながら泣いて喜んでくれたのが嬉しかったです。

詰め込みすぎとか課題が多いという声もありますが、こういうやり方が合っているタイプも少なくないと思います。

このように、早稲田アカデミーにはさまざまな長所・短所があり、その評判は賛否両論といった雰囲気でした。

3.熱血型指導が合わない場合も・・・

早稲田アカデミーは受験に強いと言われている進学塾で、その中でも拘束される時間が長く、確認テストや課題の量が多いことで有名です。
中学受験が目的であれば、こうした学習塾に通うのも悪くないでしょう。しかし、もし学校の授業+αくらいの間隔で塾に通いたいというときには、向いていないと言えるかもしれません。

特に、講師陣が熱血であればなおさらです。
講師陣が熱血であることは確かに良いことですが、逆にいえばそれだけ保護者とのあいだに軋轢が起こりやすいとも言えます。
子どものためを思うがゆえに、保護者との温度差が広がってしまう、そんなケースも多々あります。

そうした事情があるがゆえに、保護者の口コミが実際に通っていた経験談の口コミよりもイマイチな印象に偏りがちな傾向にあるのではないでしょうか。
熱血指導が保護者・またはお子さまにとって合わないということもあるのかもしれません。

4.まとめ


早稲田アカデミーは、熱意のある先生のもと、隙間の無い綿密な学習プログラムに則って勉強を進めることができる学習塾です。

しかし、熱血指導がゆえにそのやり方が肌に合わないというパターン、保護者と講師陣の温度差が生まれてしまうというパターンもあるようです。

子どものために必要な学習のかたちは、千差万別です。
特に低学年の子どもの場合は、他の教材や個別指導、家庭教師などと比べて選択してみましょう。

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