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幼児教育で有名な学研と公文、比較してみました!

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幼児期に塾に通わせたい。ただ塾はどこへ行ったらいいのだろう・・・幼児教室で代表的な公文と学研があると思います。

皆さんこの2つの塾にどのようなイメージをお持ちですか?違いがあまりよくわからないという方も多いと思います。

今回は公文・学研の主な特徴をまとめそれぞれの違いについて紹介していきたいと思います。

1.早期教育の重要性


幼児教育の重要性は皆さんはどのように受け止めていますか?

人生80歳まで生きると仮定した場合は幼児期は5%に過ぎないのです。

しかし人の一生を考えたときに、幼児期は生涯にわたる人間形成の基礎能力を養う時期とされています。

この短い期間にどれだけの経験を積むかで将来の運命を大きく左右するのです。

『幼児期の1日分は大人の1か月分ある』

と言われるように幼児期の1日1日は非常に重要なのです。

私も子供のころに勉強を親に熱心に教えられていました。

私は小学校・中学校と歴史が好きで特に世界史が好きだったのですが、なぜ好きだったのかと振り返ったときに幼児期に世界史の勉強をしていたからなんです。

幼児期に世界史の予備知識を入れたことで小学校の授業もスムーズに入れましたし、なにより歴史の授業が楽しかったのです。

このように幼児期に予備知識をどれだけ入れるかで将来の学力に大きく関わってくるのはお判りいただけたと思います。

では早期教育で有名な塾とはどこか?皆さん想像つきますか?

幼児教室で有名なのは『公文』・『学研』ですね。今回はこの2つの比較を具体的に紹介していきたいと思います。

2.公文と学研の違い

1.公文の特徴

1.計算問題を学年関係なく早めに終わらせる

皆さんは公文についてどのようなイメージをお持ちですか?『どんどん先に進む』・『計算問題をたくさんやる』というイメージをお持ちでしょう。
このイメージとしては間違っていないと思います。公文のゴールとしては高校数学が早くできるのがゴールです。

高校数学をゴールとしたら文章問題の演習はせずに早く方程式・計算問題が解けるように学年関係なく計算問題がどんどん進んでいきます。
中学・高校に進むつれて高度な計算問題が出てきたときに、すぐには身につかないので幼少期から学力貯金できることを目標にしています。

2.スムーズに理解できる構成

公文式をご存じない方は、「公文式」=「大量の計算問題」と思っておられる方も多いでしょう。
しかし字だけのプリントだけではなく、絵がたくさん入ったものになっており、幼児でも分かりやすい教材となっています。

幼児クラスのモノを数えるモノでは、リンゴの絵を数えると懲りから始まり、足し算の問題では2個のリンゴと3個のリンゴが並んでいている図を見て、「これは全部でいくつですか?」というような問題が出てきます。

子供に馴染みやすいモノで、算数を定着させていくのです。

3.圧倒的な演習問題の量

このイメージを持った方は非常に多いと思います。公文式の教材は、各テーマごとに200枚以上のプリントがあります。

たとえば、「足し算引き算の筆算」は算数のBという教材です。
筆算だけでなんと合計200枚のプリントがあるのです。びっくりしますよね。今の自分だったら出来ないです。。。(笑)

それぞれが裏表なので、2倍の400ページと膨大な量です。
このような教材を毎日コツコツやっていきます。

ただ、同じような問題を演習するのではなくて、基礎レベルから徐々にレベルをあげていき、単元の定着を測っていきます。

以上、公文式が効果が出る3つの強みについて紹介させていただきました。次に学研の特徴について紹介していきたいと思います。

2.学研の特徴

1.学校の進路に合わせたプログラム

公文が最短ルートで進むのに対して、学研は年齢・学校のスピードに応じたプログラムとなっています。

学校の教科書に対して先生がその教科書にあったプリントを選択してくれます。

理解できるまでその単元を集中的に行い、学校の授業にしっかりとついていけるような形になっています。

2.魅力的な先生たち

学研の口コミでよく見るのが『先生が素晴らしい』という口コミです。学研の先生との相性が良くて学研に入った。という生徒さんは少なくありません。

学研教室の先生の特徴はいくつかありますが、面倒見がかなり良いのは指摘する人が口コミで多く見受けられました。

基本的には公文のように早く進むというよりも、学校レベルの勉強を定着させたいというコンセプトですので、学研教室の先生は分かるまで徹底的に教えてくれます。

この徹底的に教えてくれるというのは、学研教室の先生はこうした苦手科目の克服という点でも評判が高くなっています。
とはいえ、学研教室にどのような先生がいるかは入塾前に確かめておきたいところ。

塾見学の際に先生の授業風景も見学できますし、学研教室では先生の履歴も公開していますから安心して学ばせることができます。

このように学研教室を選ぶ際にはどのような先生がいるのかについてもチェックしておきたいところですね。

3.公文と学研の料金


次に公文と学研の料金を比較したいと思います。

  • 公文は1教科6,480円です。(2018年10月から7,560円に変更予定)、2教科で12,960円です。
  • 学研は2教科で8,640円です。(2教科からの受講になります。)

2教科受講したとして、4,320円も公文の方が高いんですね。

4.公文・学研の口コミ

1.公文の口コミ

『私も子供の頃公文やってました。始めたのは確か小学3年生の頃だったかな。
公文式は、毎回同じような単純な計算式を出来るだけ短い時間で(←これ重要)ただひたすら、これでもかこれでもかと思うほど反復して解いていく勉強方法です。

私の場合、2桁の足し算から初めて(学校で習っているよりも一学年程度下のレベルからスタートするところもミソ)、ふと気が付いたら小学校を終える前に2次方程式まで進んでいました。

中学へ入学後も学校で習う数学がとても簡単に感じて、普段全く勉強という勉強を一切しなかったにも関わらず、中間、期末テストや高校入試の模擬試験等、毎回高偏差値をキープしていました。』
30代 女性

2.学研の口コミ

『子供だけではなくて、家庭や親のフォローもしっかりと行ってくれるのは学研教室ならではの特長です。

微妙な成績変動にも敏感に対応してもらえるので、親としても安心して任せることができました』

30代 女性

5.果たして公文と学研どちらがいいのか?


これは子供によると思います。公文に向いている子・学研に向いている子をまとめてみました。

1.公文に向いている子

  • 勉強好きな子
  • 難関中学校を目指している子
  • 好奇心旺盛な子

2.学研に向いている子

  • 学校レベルの勉強を完璧にしたい子
  • 苦手分野が中々克服できない子
  • マイペースな子

これはあくまでも1例ですが、参考にしてみてください。

6.まとめ

いかがだったでしょうか?今回は公文と学研の比較の記事を紹介させていただきました。公文・学研の特徴として
公文は・・・

  • 先取りができる
  • 圧倒的な演習量

でした。それに対して学研は・・・

  • 学校レベルに合わせたプログラム
  • 学研講師たちの手厚いフォロー

でした。しかし実際に地元の教室に言ってみないと教室の先生や雰囲気を感じ取れません。まずは体験授業あど受けて慎重にご検討してはいかがでしょうか?

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