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四谷大塚の通信教育「進学くらぶ」について調べてみた!

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中学受験のための進学塾の中に、四谷大塚があります。四谷大塚では通塾と通信教育の2つのタイプがあります。その中でも今回は中学受験対策のための通信教育「進学くらぶ」についてご紹介します。コースの特徴やメリットデメリット、口コミなどについてご紹介しますので、お子様の受験対策の参考にしてみてください。

1、はじめに

今回の記事では、四谷大塚の「進学くらぶ」についてご紹介します。

「進学くらぶ」とは、中学受験対策ができる進学塾として有名な四谷大塚が行っている通信教育のプログラムです。
対象は中学受験を考えている4・5・6年生になっています。

中学受験対策というとやはり塾に通うイメージが強いかもしれません。
学校が終わった後に塾に通い、同じ目標を持つ仲間と一緒に切磋琢磨しながら志望校を目指すという場合が多いかと思われます。

しかし、中学受験対策は必ずしも塾に通わなくても、通信教育を利用しご自宅で志望校を目指すことができます
受験対策のプロの先生の指導を直接受けられないため不安に思われるかもしれませんが、通信教育でもしっかりと手厚いサポートを得ることができます。

今回は、中学受験対策の通信教育として「進学くらぶ」についてご紹介します。
カリキュラムや教材の特徴、メリットやデメリットについてじっくり検討し、お子様の受験対策の参考にしてみてください。

 

2、四谷大塚の「進学くらぶ」について

ではまずはじめに、「進学くらぶ」の特徴についてご紹介します。

進学くらぶでは、四谷大塚の教室に通う生徒と同じ教材を使い、同じテストを受け、同じカリキュラムに沿って学習を進めていく仕組みになっています。

最大の特徴は1週間単位の学習システムである「スモールステップカリキュラム」です。
1週間で予習→実践→テストのサイクルが完結する仕組みになっています。

まずはじめに「予習ナビ」と呼ばれるものを使って予習を行います。
中学入試の動向を捉えてその傾向が反映されたテキスト、そしてIT授業で解説を確認します。

その後、「週テスト」と呼ばれるものにチャレンジします。

その週に取り組んだ「予習ナビ」の内容の定着を確認するテストになっており、学力レベルによるコース別に難易度が分かれているためお子様のレベルに合わせた学習ができます。
そのテストを送付。返却後、お子様の理解度に合わせて問題の解説や演習問題に取り組みます。

だいたいこのような流れで1週間の学習が完結し、一つ一つの内容をしっかり定着させて次に進むことができます。

次に「Web学習システム」についてご紹介します。

Web学習システムとは、ご自宅のパソコンやスマートフォンで予習や解説の授業を見ることができるシステムのことです。先ほどご説明した「スモールステップカリキュラム」のうち、予習と復習の際にテキストとこのWeb学習システムを使い学習を進めていくことになります。

1週間当たりの授業時間は、

算数:60分×2
国語:60分×2
理科:60分×1
社会:60分×1

となっています。家庭学習だとどうしても通塾の場合と比べて学習時間が短くなってしまうのではないかという不安があるかもしれませんが、このWeb学習システムの授業時間を見る限りそれなりの時間はしっかりと確保されているようです。

また、お子様だけでなく保護者の方向けの「父母教室」と呼ばれる授業もあります。

これは、親子二人三脚で歩む中学受験において保護者の方がお子様に適切なサポートをしてあげられるようになるために、各教科10分程度の授業が配信されているものになります。

先生の指導が受けられない分保護者の方のサポートが大切になってくる家庭学習ですが、この父母教室があれば安心してお子様のサポートができますね。

 

3、通信教育のメリット・デメリット

では次に、通信教育を利用してご自宅で学習を進める際のメリットとデメリットについてご紹介します

<メリット>

通塾の負担が少ない
通塾の場合、学校が終わった後に塾に通うことになります。
学年や時期にもよりますが、塾が終わる頃にはもう暗くなってしまうことも少なくありません。
そうなると、保護者の方がお迎えに行かなければならない場合が多いです。

学校が終わった後に塾に行くことでお子様の身体的な負担が増えてしまいますし、保護者の方の負担も大きいです。

しかし通信教育の場合はご自宅で学習することができるので、負担はかなり少なくなります。お子様にとってもリラックスできる環境で勉強ができるため、勉強が捗るかもしれません。

お子様のペースで学習を進められる
通信教育の場合、お子様の学習のペースに合わせて進めやすいというメリットがあります。

もちろん、先ほどもご紹介したように通信教育でも一定の学習ペースが定められています。
しかし、1日のうちどの時間帯に勉強するかはある程度お子様が自由に決められます。

例えば夜の方が集中力が高いお子様であれば、寝る前や夜ご飯の後に勉強できます。
また、朝の方が集中できるお子様であれば学校に行く前に勉強するなど、お子様のコンディションが一番高い時間帯を選んで学習することができるため、学習効果が得られやすいかもしれません。

<デメリット>

モチベーションの維持が難しい

通信教育の場合は、一人でコツコツと努力を積み重ねていくことになります。そのため、周りと比べて今の自分がどのくらいの位置にいるのか、周りはどのくらい勉強しているのかがわかりにくい状況になってしまいます。

そのため、「もっと頑張ろう」というモチベーションやが上がりにくくなってしまいます。

通塾の場合は、周りで同じ目標に向かっているライバルたちと一緒の環境で勉強することになるため、モチベーションが上がりやすいです。周りが頑張っている様子を実感することで、自分ももっと頑張らなければという気持ちになることができます。

プロの講師の指導を直接受けられない

タブレット教材などの発達によって、ご自宅にいてもプロの講師の指導を授業を見ることができる教材が多くなってきました

しかし、やはり直接授業を聞き質問することはできません。わからない内容や聞きたい内容はお子様一人一人によって違います。それらに対して授業の動画だけではどうしても対応しきれません。

また、電話対応などでお子様の質問を受け付けている通信教材もありますが、やはりわからないことがあった時にその場で聞くことはできません。

そのため、わからないところをそのまま放置してしまうというリスクが大きくなります。

 

4、口コミ紹介

では次に、「進学くらぶ」の口コミについてご紹介します。

1週間の学習サイクルが子供に合っていたみたいです。短いスパンで学習が完結するので、頭の切り替えがしやすくて飽きっぽい子供には丁度いいと思います。
(30代/女性)

やはり自宅での勉強は身に入らないみたいです。どうしてもサボり癖が出てしまい、三日に一度くらいしか勉強できませんでした。当然教材はどんどん溜まってしまうので、そろそろ退会しようかなと思っています。
(40代/男性)

ウェブで授業の動画を見られるのがいいと思います。文字だけの解説ではどうしても理解しにくい部分がありますが、動画で先生が解説してくれるため子供にとってはかなり理解しやすいようです。
(30代/女性)

 

5、まとめ

いかがでしたか?

今回は、四谷大塚の通信教育「進学くらぶ」についてご紹介しました。

1週間という短い学習サイクルを繰り返すことによって学習の成果を積み上げていくシステムになっており、家庭学習でもしっかりと学習効果を得ることができます。

ご自宅での学習になるためモチベーションの維持が難しくなってしまいますが、そのハードルを乗り越えることができれば志望校合格も夢ではないかもしれませんね。

今回の記事を参考にいろいろな塾や通信教材を比較して、お子様にあった教材を選んであげてくださいね。

 

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