
幼児~小学生向けの通信教材の一つとして「ドラゼミ」をご存知の方も多くいらっしゃると思います。
ドラゼミはドラえもんと一緒に勉強をしていく教材です。
そのドラゼミの幼児向けの教材がぷちドラゼミになります。
今回は、お子様の教育教材としてぷちドラゼミを検討されている方、特に年少さんのいるご家庭に向けて、ぷちドラゼミの特徴や評判について紹介していきたいと思います。
この記事の目次
1.ぷちドラゼミの特徴
ぷちドラゼミとは、小学館が出している通信教材ドラゼミの幼児向けのものとなっています。
特徴としては小学校に入学する前の未就学児を対象に、遊びなどを通じて小学校以降の学習を理解する土台を固めていくことを目的にしています。
着実に文字や数に関する理解を深めて、「考える力」を培っていき、自ら積極的に学ぶ姿勢をつくっていきます。
どんどん小学校の内容の先取り学習をするというよりは、勉強に慣れていない未就学のお子様が勉強をするということに慣れ、基礎的な内容を身につけられるような問題となっています。
教材にはドラえもんやその他のキャラクターが描かれていて、未就学児のお子様に親しみやすく、飽きさせない工夫が施されています。
2.年少コースについて
年少コースは身近な生活の中から題材をピックアップして、「あそび」を「まなび」に近づける入門編となっています。
主教材として毎月、ワークブックが届けられます。
年少コースのワークブックは、「親子で楽しく学ぶ」「自然に身につく」をコンセプトとして作られた教材になっています。
ワークブックをサポートする内容はこのようになっています。
ワークブックシール
ワークに使用するA4サイズ2枚のシールです。
ちょきちょきシート
ワークで使うカードや工作の素材となっています。
はさみやのりの使い方を学ぶことができます。
絵本ページ
ワークブック巻末には読み聞かせに最適な絵本ページがついています。
このようにはじめてワークにとりかかるお子さんでも夢中になれる内容になっています。
3.年少コースで学ぶこと
年少コースでは3つの学びを柱にして、学習を進めていきます。
もじ・ことば
聞く力・読む力・話す力を育みます。
かず
数字に親しみ、図形の特徴などに触れます。
たいけん
運筆や造形を通して、表現する経験を学びます。
4.サポートシステム
子どもの学習や子育てのポイントを紹介してくれるサポートも充実しています。
おやこノート
おやこノートとは、ワークの狙いや進め方などをわかりやすく解説してくれるおうちの方向けの冊子です。
毎月別冊で届けられます。
ワークブックにより効果的に取り組むためのヒントやアドバイスをしてくれます。
また、お子さんとの、コミュニケーションのツールとしても使うことができます。
おけいこアドバイス、声かけポイント
ワークの目標をもとに、ワークを進める際に特に気をつけたいポイントなどを解説してくれます。
(例)写真を見て、知らない野菜があったときは、実物を見る機会をつくるとよいでしょう。
ひらがなの字形を認識するワークです。「『え』は上に点があるね」など、字形の特徴にお子さんが気づくような声かけをしましょう。
おけいこ+プラス
学習内容の広げ方を示してくれています。
子どものやる気にあわせて活用するといいと思います。
(例)ワークに出てこなかった野菜を見つけたら、畑での姿を想像して、話してみましょう。
ワークブックのサポートはこのような保護者へのアドバイスが、おやこノートに載っています。
5.親子で楽しめるアイテム
ぷちドラ ごほうびスタンプ
その日の学習が終わったら押してあげるぷちドラゼミオリジナルのスタンプです。
お子さんのやる気アップにもつながります。(入会時お届け)
ドラえもんからのお手紙
毎月の教材と一緒にドラえもんからお子さんあてに、ドラえもんからのお手紙が届きます。(毎月お届け)
お子さんがひらがなを覚えられたら、自分で読むことができますね。
ドラえもん ポストカードアルバム
毎月お届けされるドラえもんからのお手紙を保管したり、飾ったりできるアルバムです。(入会時お届け)
お誕生日カード
お子さんの誕生日前には、オリジナルの誕生日カードが送られてきます。
また、お正月にはお子さん宛に年賀状が届けられます。
ドラえもんが誕生日や年越しのお祝いをしてくれるなんて、うれしいですね。
ドラえもん ひらがな・すうじカード
「ひらがな」「ことば」「すうじ」「かず」の4種類のカードが入ってしまいます。
カードになっていることで、スキマ時間などを使って気軽に学ぶことができますね。
(入会時お届け)
ドラえもん ひらがなポスター&シール
「あ」から「ん」までのひらがなに親しむためのポスターとシールです。
子どもの見やすいところに置いてあげるといいですね。(入会時お届け)
これらのほかにも特別教材として、えんぴつとえんぴつけずり、おはじき、形タイルなどもお届けされます。
6.料金システム
入会金は0円!
毎月払いで1998円となっています。
7.ぷちドラゼミ 年少の良い口コミ
DVDがおもしろい。
こどもちゃれんじだとしまじろう以外の友達も多く出てきて、子どもはそれらの会話を見ているだけになりがち。
でも、ぷちドラゼミはドラえもんしか出てこないので、語りかける相手が子どもになります。
まるでテレビと会話しているような楽しみを味わえるみたいで、子どもも楽しそうでした。
見ているだけよりドラえもんの声に答えて、挨拶をしたりしていてこっちの方がいいかなと思いました。
付録がない分、毎月のワーク数が多い。
毎日欠かさずやっていても足りなくなるということがなかったので、学習意欲を持っていたうちの子には最適な学習教材であったと思いました。
毎月のワークを続けていくことで、机にじっと座るということができるようになって、子どもの集中力がつきました。
勉強が楽しいと言ってくれたので、小学校以降の勉強が始まっても大丈夫かな、と私は思います。
8.ぷちドラゼミ 年少の悪い口コミ
ドラえもん、ドラミ、まめドラがキャラクターなのでそれが入会の決め手となったのに、いざ始めてみると、全てのページにドラたちが出てくるわけではないので、少しがっかりした。
付録的な教材がないので、料金が割高のように感じる。
テキストの量が多少減ってもかまわないので、安くして欲しいと思った。
人気キャラクターであるドラえもんが出てくるから仕方がないのかな。
おはじきなどの付録が小さいので、下の子が飲みこんでしまうんじゃないかと心配になります。
ワークをやっている本人はいいが、赤ちゃんなどがいる場合には注意が必要になってきます。
それに加えて、下の子がシールを貼りたがったりページにクレヨンで落書きをしたりと色々大変です。
9.まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はぷちドラゼミの年少コースの紹介をしました。
ドラえもんのイラストを用いて未就学のお子様にとって親しみやすく飽きさせない内容になっていますが、大きな付録がないので、こどもちゃれんじなどの他教材と比べて、少し高いと考える人もいるそうです。
様々なメリット・デメリットがありますが、子どもに合っているかが一番大切なことのように思います。
ドラゼミは来年にまなびwithに名前が変更して、中身も一新しますが、興味がある方は一度取り寄せてみることをお勧めします。
未就学児の時期は勉強を楽しくできることが大切です。
教材選びはよく考えて行うとよいでしょう。