
もうすぐ新学期を迎えるお子さんをお持ちの方は、お子さんの教育について考え直す頃ですね。
CMや広告で見ることの多い栄光ゼミナールを視野に入れている方も多いのではないでしょうか。
今回は、中学受験対策としていつ頃から塾に通い始めるのがいいのか、栄光ゼミナールについてご紹介します。
1.中学受験を考えるなら
中学受験をお考えの場合、ほとんどの方は塾に通うことを検討される方が多いかと思います。
中学受験は、学校で習う内容だけではなかなか対策不足のようです。
近年の中学受験の問題は、特に思考力や記述力・表現力を問うような問題が多く出題される傾向にあります。
また、学校のカリキュラムのペースに合わせて勉強を進めていると、過去問対策や応用問題の演習の時間がなかなか取れないため対策が間に合わなくなってしまいます。
そのため、中学受験をお考えの場合は早い段階から塾などに通い専門の先生の指導を受け、学校のカリキュラムのペースよりも先取りして学習する必要があります。
中学受験対策の方法としては、塾以外にも通信教材を活用したり、家庭教師をつけるなど様々な方法がありますが、今回の記事では通塾の場合についてご紹介したいと思います。
まずは中学受験の対策を始める時期について、その後塾の中でも栄光ゼミナールについて他の塾との比較を行いながらご紹介していきます。お子様の中学受験対策の参考にしていただければ幸いです。
2.塾はいつから通い始めればいい?
中学受験対策を考え始めた時期に、「どの塾に通おう?」と並んでお悩みポイントとなるのが、「いつから塾に通おう?」です。
どの塾でも、本格的に受験を目指したカリキュラムがスタートするのは4年生から、もしくは3年生の1月や2月頃です。
しかし「その前から何か対策をしておいたほうが良いのではないか」、「先取りをどんどんやっておいたほうが良いのではないか」というように不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
そもそも中学受験対策には大きく分けて3つの段階があります。
1つ目は基礎知識をしっかりと定着させる時期、2つ目は本格的な受験対策として思考力や記述力を学ぶ時期、3つ目が応用問題や過去問で演習を積み重ね志望校対策を行う時期です。
まず大前提として、中学受験対策のために塾に入る際は第一段階の「基礎知識をしっかり定着させる」をクリアしておいたほうが良いです。四年生から進学塾に入っても、それまでに学んだ知識が定着していないと新しいことを学んでも意味がありません。
中学受験をお考えの場合は、復習を後回しにせず学校で学んだ基礎をしっかりと定着させるようにしましょう。
基礎がしっかり身についている場合は三年生の終わり頃か四年生になる段階で塾に入るのがちょうどいいかと思われます。
もし基礎の定着が不安な場合は、低学年のうちから塾に入り基礎からしっかり勉強するのがいいかもしれません。
その場合、低学年から難しい応用問題や先取り学習をする必要はありません。
まずは学校で勉強するような基礎レベルの問題をしっかり身につけられるようにしましょう。
先取りや応用問題は、四年生になってからでも間に合います。
焦らず、基礎から積み重ねていくことが大切です。
注意点としては、本格的な対策を始めるのが遅くなってしまうと演習の時間を取れなくなってしまうという点があります。
受験対策としては、応用問題や過去問を使用してそれなりの量の演習をこなす必要があります。
そのため、演習の時間を十分確保できるように、受験から逆算して対策を始める時期を決めるのもいいかもしれません。
3.栄光ゼミナールの特徴
栄光ゼミナールでは、3~4年生を対象にした「中学入試準備コース」、5~6年生を対象にした「私国立中入試対策コース」、「公立中高一貫受検対策コース」という3つのコースが用意されています。
私立・国立志望のと公立志望の場合で別々のコースに分かれているのが特徴です。
特殊な対策が必要な公立中高一貫校の対策専門のコースがあるのはありがたいですね。
また六年生を対象に「志望校別対策ゼミ」があるため、お子様の志望校に特化した対策を受けることができます。
先ほど「本格的に対策を始める前に基礎を固めておくことが大切だ」というお話をしましたが、3~4年生向けの「中学入試準備コース」が用意されているためこのコースを利用することも可能です。
基礎固めと入試対策を同じ塾でできると、教室の雰囲気や指導方法などが一貫しているためお子様にとっても通いやすさを感じることができるかもしれません。
学力を伸ばすためには、お子様にとってストレスのない環境で学習することが大切です。
初めての環境で初対面の友達、初めて見る先生に囲まれて緊張してしまうと、伸ばせる力も伸ばすことができません。
そのため、早くから塾に通って雰囲気に慣れておくことで、本格的な受検対策が始まる時期にはストレスフリーな状態で勉強することができます。
栄光ゼミナールは、入試準備から本格的な受験対策、そして志望校別の対策まで一貫して受講することができるのが大きなメリットと言えるでしょう。
4.他の塾との比較
1.サピックス
サピックスの一番の特徴は、実力別のクラス編成が行われレベルの高い授業が受けられる点にあります。
合格実績からもわかるように、難関校合格に向けたレベルの高い授業を受け、塾での学習と自宅での復習のサイクルを通じて勉強を進めていきます。
しかし、レベルが高い分ついていけるお子様とそうでないお子様に分かれてしまう傾向があるようです。
基礎がまだしっかり定着していないお子様にとっては少し負担が大きいかもしれません。
基礎がバッチリできている場合は、どんどん応用問題に取り組めるので成長を実感しながら学習を進められるので向いているかと思われます。
2.早稲田アカデミー
こちらでもお子様のレベル別にクラス編成が行われており、お子様のレベルにあった授業を受ける事ができます。
また、授業のレベルは高いですがサピックスほどではないため、今の学力に少し不安があるお子様でも通いやすいかと思われます。
3.日能研
日能研は、先ほどご紹介した2つの塾と比べるとカリキュラムの進度が少しゆっくりめになっています。
そのため、いきなりハイレベルな授業についていくのが不安な場合や、理解するのが少しゆっくりなお子様でも安心して通う事ができます。
しかしその分、過去問対策や演習に費やせる時間が少し短くなってしまうため、並行して少し早めに対策を始めた方がいいかもしれません。
5.まとめ
今回は、中学受験対策を始める時期と、塾の特徴についてご紹介しました。
中学受験のための通塾は、四年生頃から始めるのがちょうど良いです。
また、お子様の学力や進捗のペースによって通塾を始めた方がいい時期は変化してきますので、お子様の現在の実力に合わせて前後させてあげてください。
また、今回の記事では栄光ゼミナールについてご紹介しました。
本格的な受験対策は四年生頃から始めるのがちょうど良いのですが、栄光ゼミナールでは三年生の時期から段階的に受験対策をする事ができるので、少し早めに通塾を開始してもいいかもしれません。
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