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Z会幼児コースのまとめ

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教育業界で有名なZ会の幼児教室をご存知ですか?
Z会の幼児教育はどんな内容なのか、口コミはどんなものか、他社と比較してどうなのか、まとめてみました。

1.Z会の幼児コースとは?

Z会の幼児コースはワークによる学習と実体験用のテキストを用いて学習を進めていきます。
勉強だけを行うのではなく、様々なものに興味をもてるような工夫が施されています。

そのためお子様が一人で勉強を行うのではなく、親御さんと一緒に取り組む仕組みになっています。
ひらがなや計算などの勉強はだけでなく、お子様の挑戦意欲を高めることができる教材となっています。

2.Z会の特徴

先ほど述べたようにZ会の幼児コースはワーク学習と実体験学習の二つから構成されています。
二つの学習の特徴について説明します。

ワーク学習

ワーク学習の難易度は比較的易しく、ある程度勉強が得意なお子様だと一日で終わらせることのできるくらいの問題数です。
問題の内容としてはシールを貼るような問題があり、お子様が楽しみながら取り組むことができる工夫が施されています。

幼児の間に無理に勉強をさせるとむしろ逆効果になってしまいます。
そのため、お子様が楽しみながら勉強できることで小学校に上がってからも授業を楽しく受けることができます。

実体験学習

実体験学習はお子様だけでもできますが、親御さんと一緒に取り組めるものもあります。
そのため、普段仕事で忙しいでもお子さんと触れ合う時間を自然に確保することができます。

実際に外で植物について観察したり、家で料理をすることもあります。
幼児の間にこのような体験をすることで、お子さんが今後成長する過程で積極的に知的好奇心を育むことができます。

その他の特徴としてはおもちゃの付録が他社に比べると少ないことが挙げられます。
そのため、お子様が付録メインになる恐れもないですし、家のスペースが付録でいっぱいになることもありません。

また、親御さん向けに「ぺあぜっとi」という読み物がついてきます。
こちらにはお子さんの勉強の進め方や、声かけの仕方が詳しく記されています
そのため、子育てが初めての方でも安心してお子さんの勉強に関わることができます。

3.Z会の口コミ

ここでは実際にZ会の幼児コースを利用している人の口コミについてみていきたいと思います。
良い口コミと悪い口コミがあるので順番に紹介していきます。

良い口コミ

ワークの問題が1回分あたりの問題数が少なく、無理なく子どもが取り組むことができる問題量となっているので助かります。
問題数が少ないため、私としても「1回分だけやってごらん」と気軽に子どもに進めることができます。

問題の内容もすばらしく、子どもの好奇心をくすぐるような問題がたくさんありました。
そのおかげもあり、子どもと散歩しているときに「あれタンポポだ~」といってタンポポに向かって走っていくこともあります。
子どもが身の回りのものに自分から興味を持ってくれるようになったのはとても嬉しいです。

実体験のテキストの中で包丁や火を使うものがありました。
私としては子どもには少し危ない気がしたのでもうすこし子どもが大きくなってからにしようと思いました。
しかし、主人が「せっかくだから一緒にやってみようよ」と言って協力をしてくれました。
そのおかげで子どもも怪我することなく体験することができました。
子どもも始めての経験ということもあり、非常に喜んでいました。
子どもが知的好奇心を持ってくれるだけでなく、家族の中が少し深まったような感じがしました。

悪い口コミ

ワークの問題が簡単すぎて息子が教材が届いてから数日で全て終わらせてしまいます。
そのため、もう少し問題の難易度を上げるか問題の量を増やしてくれると助かります。
また、ペアゼットの内容は子ども一人では少し難しそうで私が一緒に教えないとできない気がします。

毎月担当の先生に提出する課題があるのですが、提出してから返事が来るのに3週間もかかってしまいます。
時間がかかってしまうのは仕方のないことだと思いますが3週間経ってしまうと子ども何を提出したかを忘れてしまうため、もう少しだけでも添削を早くしてもらえると嬉しいです。

やはり、口コミでも実体験学習にかなり満足している様子がみられます。
また、ここには挙げていませんが、親御さん向けの雑誌の「ぺあぜっとi」についてかなり良い口コミが書かれていました

子育てについてアドバイスをもらえることは親御さんにとってはありがたいことだと思われます。
しかし子どもへの問題が簡単だという口コミもみられるため、子どもに学習面での成長をメインに考えられている方は他の教材を探したほうが良いかもしれません。

4.他社との比較

つぎに、幼児向けのその他の教材とZ会との比較をしていきたいと思います。
今から当たりしい教材を探そうと思っている方はぜひ参考にしてください。

スマイルゼミ

スマイルゼミは専用のタブレットを用いて勉強をする通信教材となっております。
他社との一番の違いとしては、英語に非常に力を入れており、実際にネイティブの英語を耳で聞いて発音の練習まで行います。
サービス開始は2018年の12月からなので詳しい詳細はまだわかりませんが非常に興味深い教材だと思われます。

こどもちゃれんじ

こどもちゃれんじは人気キャラクターのしまじろうと一緒に勉強を進めていく形になっています。
教育の方針としては「楽しみながら遊ぶ」ことに重点をおいていると思われます。
Z会の実体験型学習とも似ていると思われます。

公文

公文の最大の特徴といえば、圧倒的な問題量です。
特に算数の場合、これでもかというくらいの問題を解くため非常に高い計算力が身につきます。

さらに、教室で友達もできるため小学校に入る前に人との付き合い方も学ぶことができます。
しかし他の教材とは違い、自宅でできないため送り迎えが必要である点には注意してください。

RISU算数

 

RISU算数は算数に特化したタイプのタブレット教材です。
他の教材と大きく異なる点は学年に関係なく勉強ができるということです。
算数が得意なお子さんは自分の学年より先の問題を解くことができます。
つまり、幼稚園生でも小学生の問題を解いているお子様もいらっしゃいます。

また、算数が苦手なお子さんは自分の苦手なところまで戻って復習をすることができます
じっくりと自分の苦手をつぶした上で小学校に入学できたらいいですよね。
さらに、お子さんの勉強の進捗状況を親御さんに定期的にメールで伝えているため、お子さんが一人で勉強をしているにも関わらず、親御さんがお子さんの状況を正確に把握することができます。

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5.Z会に適している人

先ほどの利用者の方の口コミをもとにどんな人にZ会が向いているのかを、親と子どもに分けてまとめてみました。

子どもの特徴

・様々なものに興味を持ちやすい
・付録がなくても続けられる人

親の特徴

・子どもと一緒に勉強する時間の確保できる人
・子どもの勉強よりも知的好奇心に重点を置いている人
・子どもの考える力を伸ばしたい人

以上の特徴に当てはまるひとはぜひZ会の幼児コースに取り組んでみてください。

6.まとめ

みなさんいかがでしたか、今回はZ会の幼児コースについてまとめました。
結論として、Z会の幼児コースは、足し算やひらがななどの勉強よりも子どもの知的好奇心を伸ばす教材だということがわかりました。
また、親御さんと子どもが二人三脚で取り組む教材であるため親御さんの協力が必要不可欠な教材でもあります。

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