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z会幼児ドリルの評判は?特徴や口コミを紹介!

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みなさんは、「幼児教育」って聞いたことはありますか?

「幼児教育」とは、就学前から体力、知力、感性などを育むために、最も脳が柔軟であり人格形成に大きな影響を与えるといわれている1歳~5歳までの時期にかけて行われる教育のことを指すのですが、子持ち家庭の受験ブームによる家庭教育への関心の高まりから、近年注目を集めています。

「興味はあるけど、なかなかはじめるきっかけがつかめない……」そんなご家庭も多いのではないでしょうか。
子育ての現場は常にフルタイムで、ただでさえ仕事や育児で忙しいのに、そのうえ幼児教育にまで時間を割くのは難しいというケースはよく目にします。

そこでオススメなのが、通信講座の幼児教育です。子どもに家庭教師をつけたり、教室に通わせるのはまだまだ不安。

しかし、通信講座なら、その心配も必要ありませんね。料金も教室型学習に申し込むよりは安く済むので、経済的にも有難いです。

そこで、今回は優れた幼児教材として名高いz会幼児ドリルの評判を調べてみました!

1.幼児ドリルのメリット

コスパが良い!

z会の幼児コースは、月々1,841円から受講ができます。
こちらの値段は、一括で支払う料金をひと月あたりで割った金額になります。

こちらは通信講座の中ではかなり安い部類となっており、数ある幼児向け通信講座の中からz会を選んだその理由としてコスパの良さを挙げる方も多いようです。

  • 他の教材と比べても安いので助かる
  • この価格でこんなにしっかりした教材が送られてくるとは思わなかった
  • 他社の通信講座と比べてみても圧倒的なコスパの良さ!

受講している家庭からはこういった感想が多く、その評価の高さが伺えます。

ただ、z会の料金は学年が上がるにつれて少しづつ値上がりするので、そこには注意しなければいけません。

z会は高い実績があるぶん高校受験や大学受験向けの教材のお値段が高めなので、漠然と「z会は高い」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、幼児コースならお値段は低めに抑えられているので安心です!

シンプルな教材


「通信教材ってやたらと付録がついてくるけど、そのぶん教材がスカスカなことが多い」という口コミを見かけたことってありますよね。

しかし、z会の教材はその逆。余計な付録が殆どなく、教材のつくりや装丁もいたってシンプル。付録の代わりに、体験型教材「ぺあぜっと」を楽しむことができます。

「ぺあぜっと」は身の回りにある素材で簡単に作ることのできるユニークなオモチャの作り方や、家庭で作ることができる料理の方法、科学実験の紹介、社会体験を促すものなど、内容は「体験型」の名を表わす通り充実した多様なものばかりとなっています。

付録がたくさんついてくる教材には、付録がすぐに要らなくなったり、壊れたり、子どもが勉強よりも付録目当てになってしまったりと、さまざまな弊害やトラブルがあることはご存じですか?

また、z会幼児コースの価格が低く設定されているのは付録がついていないからという面もあります。

すぐ飽きてしまう付録で遊ぶよりも、社会体験や科学実験を通して好奇心を養ってくれたほうが、子どものためにもなりますよね。

「かんがえるちからワーク」がすごい!

勉強に対するお悩みは、ひとそれぞれ。同じような学力の子でも、抱えている問題は千差万別だったりしますよね。
「文字の読み書きはできるけど、数字を覚えるのが苦手」「数字を覚えるのは得意だけど、ひらがなやカタカナが苦手」というお悩みを持っている方に人気なのが、「かんがえるちからワーク」です。

「かんがえるちからワーク」はボリュームを抑えた薄めのつくりですが、内容はさまざまな分野を幅広くカバーしています。
学力に関するいろいろなタイプのお悩みを解決することができる、とても優れた教材です。

幼児教育から大学受験まで、多様な教育の現場で培ったノウハウのあるz会ならではの良質なワークだと思います。
幼児期に詰め込みすぎた教育を行うのはあまり良い影響を与えないと言われています。

子どもの未発達の脳には限界があり、われわれ大人がそれを知っていなくてはなりません。
ほどほどの量の課題を随時与えるという微妙な気遣いが求められる幼児教育にうってつけのやりかただと思います。

ときには解けない問題にぶつかることも必要だということ、苦手分野を苦手分野のままにしないこと、苦手分野を克服すること、そして問題を解く楽しさを身を以て知ること。

そのための積み重ねと無理のない訓練が、幼児教育の成功の秘訣になります。

2.幼児ドリルのデメリット

進展度が遅い?

z会幼児コースは、進展度が遅かったり問題の難易度に物足りなさを感じるといった声もあります。実際、z会幼児コースは極端な先取り学習を行うよりも子どもの理解速度に合わせたカリキュラムを組むことを重視している傾向が見られ、学力が高い子どもにとっては退屈に感じることもあるのかもしれません。

しかし、受講生の中には逆に「問題が難しすぎる」という声もあるらしく、これはどうやら個人差が大きいようです。

問題が簡単すぎるときは市販の教材を追加する、問題が難しすぎるときは大人が手伝ってあげるというサポートが求められます。

子どもが飽きてしまう?

幼児コースのメリットとして「教材がシンプルであること」を挙げましたが、シンプルすぎるためかえって子どもにとって地味に感じられてしまう、モチベーションが維持できずすぐに飽きてしまうということも多々あるようですね。

ご褒美をあげる、目標を設定するといった工夫でモチベーションを維持することも重要です。

保護者の負担が大きい?

幼児向け通信講座は家庭学習として行うぶん、保護者の果たす役割がとても大事なものになります。採点、読み聞かせ、解説、体験型教材で遊ぶときの指導など。
そのぶん、子どもの面倒を見ているうちに保護者が「教育疲れ」になってしまうという心配があります。

子ども勉強を見てあげるのも大切ですが、「ちょっと疲れてるな…」と思ったらすぐに休む、という自己管理を怠らないようにしましょう。

3.まとめ


算数や国語といった標準的な問題だけではなく、苦手分野を補うための問題まで揃っているz会幼児ドリルは、学力だけではなく生活の中で役に立つ主体的な思考力を育てるという点やコスパの高さ(子どもの教育にはなにかとお金がかかりますよね)を考えると、幼児教材として優れたものだと言えます。

一方で、実際に受講してみたあとの進展度のミスマッチや保護者の負担の大きさ、先取り学習に不向きである点、教材がシンプルすぎるために子どもが飽きてしまう、などマイナス面も大きいようです。

しかし、そういった問題はどんな通信教材にはつきもの。進展度の問題や子どもが飽きてしまうという点では、その他の教材で広く当てはまることもありますし、ましてや、試行錯誤を繰り返す幼児教育の現場ではなおさらです。

そう振り返ってみると、やはりz会の幼児ドリルは幼児向け教材としてはかなり良質な部類に入るものだと言えるのではないでしょうか。実際に、その人気が教材の信頼度の高さを裏付けています。

子どもが求めているもの、大人としての子どもへの要望を整理しつつ、より良い幼児教育の教材を選んでいきましょう。

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