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算数が得意になるとなにがいい?算数が得意な子どもになる勉強法

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算数ほど好き嫌いの激しい教科はありません。

2017年に小学生を対象として実施したアンケートでは、嫌いな教科1位に算数がランクインしていますが、実は好きな教科1位にも算数はランクインしているのです。
好き嫌いが激しいということは、得意な子と苦手な子の差が開いているとも言えます。

そんな算数ですが、今回は算数が得意になることで得られるメリットと、得意になるための勉強法を解説していきます。

記事を参考に、得意な子はより得意に、苦手な子は克服して得意になるといいでしょう。

1.算数が得意になるメリット

論理的思考力が身につく

算数で重要となる力は、計算力だけではありません。むしろ論理的思考力の方が大事になってきます。

論理的思考力とは「課題解決に向けて順序立てて考える思考力」のことです。平たくいうと、「考える力」になります。

算数が得意な子は、この論理的思考力がしっかりと身についていることが多いです。

算数が苦手な子の多くは、計算問題は解けても、文章題や応用問題が解けないからです。なぜなら、論理的思考力が欠けているからです。

このように、算数が得意になることは論理的思考力が身につくということでもあります。

そして、論理的思考力は算数以外にも活きてきます。

他の教科にも使える

算数の勉強は文系科目とは結びつかないと思っていませんか?

算数で培った論理的思考力は国語などにも活用できます。

算数が得意で国語が苦手という子は、算数の問題を解くときと同じように、解法の筋道を立てて論理的に考えていけば、国語は必ず伸びていきます。実は私も中3までは国語が大の苦手でした。しかし、伸び悩んでいた数学を論理的思考を意識して取り組むようになったら、苦手な国語も得意に変わりました。

この塾講師の話にもあるように、算数と国語では求められる思考法が違うと思われがちですが、実は似ています。算数は数字や図形を使った論理で、国語は文字を使った論理です。つまり、論理的思考力を使えば、算数も国語も解けると言えるでしょう。

自分の価値観を磨ける

次のように話す算数教室の先生もいます。

算数ができないと幸せになることができないと思っています。子どもが何のために学ぶのかというと、幸せになるためです。幸せとは何かというと、自分らしく生きることで、そのためには自分なりの価値観を持たなければなりません。そして自分なりの価値観を持つためには、自分の頭で考える力を付けなければいけないということです。

ここでいう「自分の頭で考える力」こそ、論理的思考力です。

算数ができないと幸せになれないとまで言っては大げさすぎる気がしますが、自分らしい価値観を持つために論理的思考力が必要というのはわかりますよね。

自分がどんな職業につくか、どんな生活を送るのか。個人の多様性が認められるようになったこれからの時代でこそ、自分の生き方を自分で決める力が必要となってきます。

中学受験に役立つ

いずれ中学受験を目指す場合、算数はとても大事な要素になります。

その理由のひとつは、算数の配点が高いからです。首都圏の中学受験で主流とされる国語、算数、理科、社会の4科目受験ですが、ほとんどの学校では、国語と算数の配点の方が理科、社会の配点よりも高くなっています。

なぜかといえば、論理的思考力があればどの教科もできるようになるだろうと、学校側が考えているからです。

「算数ができる子には論理的思考力がある、論理的思考力があればどの教科においても学習内容の理解が早い、入学後もよい成績をとってくれるだろう。」このように思われており、難関とされる学校では特にこの傾向が強いです。

たとえばある中学校の配点は、国語100点、算数100点、理科50点、社会50点となっています。

他にも、国語100点、算数100点、理科60点、社会60点の配点や、国語60点、算数60点、理科40点、社会40点の配点などが見受けられます。

つまり、算数の配点が全体の30%を超える学校が多いのです。必然的に、算数で得点を稼ぐのが合格の近道と言っても過言ではありません。

もうひとつ、算数には一問あたりの配点が高いという特徴があります。

どういうことかというと、単語や選択肢を答えさせる社会に対し、読解や計算が必要となる算数では、一問を解くのにより多くの時間が必要となるので、問題数が抑えられています。

しかもその問題は、まとまった大問の中に関連したいくつかの小問が含まれるという構造をしています。そうなると、ひとつめの小問が解けない場合、続く小問も解けなくなってしまうことになります。

要するに、算数のできる子とできない子では、大きく点数が開いてしまう仕組みになっているのです。

だから中学受験をするのであれば、算数ができるようにならないといけません。

また、さきほど説明したとおり、算数の学習は算数以外の科目にも活きてきます。もちろん中学受験においても、算数の学習は他の科目に好影響を与えます。

2.算数が得意になるためには

算数の勉強法

どんな分野にも共通していえることですが、日々の繰り返しが重要です。

まずはとにかく問題を解きましょう。そして答え合わせをしたあと、できなかった問題をもう一度解きます。

しかし、これだけでは計算力だけしか身につきません。計算力だけでは、算数は得意になれません。何度も言うように、算数は計算力のほかに、論理的思考力が重要なのです。

どうしてその問題が解けたのか、どうしてその解き方をしたのか、どうして間違えたのか…。論理的思考力がなければ、これらを説明することはできません。

「この場合は~だから、~を使って解いた」と理屈が説明できるようになれれば、論理的思考力が身についたといえます

子どもが算数の問題が解けた場合でも「なぜそう思ったの?」や「どうやって解いたの?」などと質問し、論理的に説明させる練習をさせましょう。

丸つけとできなかった問題の解き直しだけが復習ではありません。

算数の勉強で大事なことは、

  • 毎日継続すること
  • 効果的な復習を怠らないこと

の2点と言えるでしょう。

関連記事はこちら⇒算数が得意な子を育てるには?

タブレット教材

算数を得意にするため、学習を毎日継続し、その子その子に合った問題を復習するのに最適な手段としては、タブレット教材が考えられます。

数あるタブレット教材の中でも、特に算数の学習に特化したのがRISU算数です。

1日平均15分未満で毎日欠かさず続けやすく、一人ひとりの学習データを反映した最適な復習問題を解くことができます。

応用問題が豊富なので論理的思考力も身につきやすく、無学年制なので得意になればなるだけ先取り学習をすることができます。

100マス計算を繰り返しやって2年生くらいまでよかった点数が落ちてきたときにRISU算数をはじめました。ミスしたところにちゃんとレッスンが届くのでとても助かっています。

といった実際の親御さんの声にもあるとおり、計算練習だけでは中学年以降の算数についていくのは大変ですが、RISUでは論理的思考力が身につくように適切なフォローを受けられます。

関連記事はこちら⇒幼児から算数が好きになる!家庭でできる教材比較

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3.まとめ

論理的思考力の身につく算数は、あらゆる学問の基礎といえます。論理的思考力は小学校のうちから、他の教科にも活きてきますし、受験においても同様です。将来、自らの意思で生きていくのにも重要です。

そのために算数が得意になるよう、適切な勉強法をほどこすことが大切です。タブレット教材もそのひとつではないでしょうか。

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