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幼児向けタブレット学習についてのまとめ

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最近では早期教育が注目され、色々な種類の幼児向けの教育媒体が増えてきています。
幼児のタブレット学習も近年大きな注目を集めており、様々な教育タブレットが出てきています。

教育タブレットの中には専用のタブレット端末を使用する学習や自宅のタブレット端末でできるものなど様々な種類があります。

そこで今回は幼児向けのタブレット教材の特徴をまとめ、比較していきたいと思います。

1.タブレット学習とは?

タブレット学習とは名前の通り、タブレットを用いて勉強をすることをいいます。
紙で勉強する場合と異なり、タブレット教材ならではの特徴がいくつかあります。
どのタブレット学習にも共通してあれはまっている特徴としては以下の3つが挙げれます。

ゲーム感覚で勉強できる

今の時代、幼児のお子さんでも積極的にスマートフォンやタブレットに触れる機会が多いと思われます。
お子さんはタブレットに触るだけでゲームをしているような気分になります。
そのため、タブレットを用いて勉強をしてもお子様自信は勉強をしているとは思わずにすみます。

幼児期間にお子さんに無理やり勉強をさせてもお子さんが勉強嫌いになってしまう恐れがあります。
しかし、タブレット学習の場合はそのような不安は一切ありません。
親御さんにとって、お子さんに自然な形で勉強に取り組んでもらえることはとても嬉しいことだと思います。

採点、解説が不要

紙の教材でお子さんが勉強をする場合、採点は親御さんの仕事になります。
しかし親御さんも忙しいため、お子さんの勉強が終わった直後に採点をすることは非常に困難だと思われます。

タブレット教材の場合は、お子さんが解答した直後に自動で採点を行ってくれます。
この機能の良いところは親御さんの採点時間を節約するだけではありません。

実はお子さんの勉強効率も上げています。
お子さんが自分の間違いにすぐに気づくことで、なぜ間違えたのかをもう一度考え直すことができます。
そのため、間違いを放置することがありません。

問題を解いただけでは実際にはお子さんの能力は上がりません。
実際に解いた後に採点を行い、間違えた部分をもう一度解き直すことでお子さんに実力がついていきます。

また、採点だけでなく解説まで行ってくれます。
お子さんが自分の間違えに気づいてもお子さん一人で解決できるとは限りません。

しかし、タブレット教材の場合は採点の後に解説まで行ってくれるものがほとんどです。
お子さんがその解説を見ることによって無理なく一人で解きなおしをすることができます。

好きな時間に好きな場所で勉強できる

幼児のお子さんだと、公文などに通わせる場合、親御さんの送り迎えが必要となります。
さらに、毎週〇〇曜日の△△時からといったように時間が固定されてしまいます。

しかし、幼児のお子さんの場合、気分によって勉強したときやしたくないときがあると思われます。
勉強をしたくない気分のときに公文などに通っても全く効果が得られません。

タブレット教材の場合は自宅以外でもインターネット環境とタブレットがあれば勉強できるものがほとんどです。
そのため、親御さんが送り迎えをする必要もありませんし、お子さんの勉強意欲が高まっているときにだけ勉強することができます。

2.タブレット学習の注意点

タブレット学習を行う際に注意しなければならないこともあります。

書く力が育たない

タブレット教材の場合、答えは選択式の問題が多いです。
そのため、ひらがななどの書くことがメインとなる勉強では紙媒体のほうが良いかもしれません。

タブレット学習でも文字を書かせる問題はあります。
しかし、タブレットで文字を書く際には「止め」、「払い」を正確に判断することは難しいと思われます。

幼児期間に間違った癖をつけてしまうとその癖を正すことは困難です。
正しい書き方を学ぶために、ひらがなやカタカナの勉強はタブレット学習ではなく、紙媒体で行うほうが良いと思います。

目が悪くなる

幼児期間は体の成長期でもあります。
そのため、長い時間タブレットを使用していると目が悪くなる恐れがあります。

実際にはタブレットの使用時間を1日10分ぐらいに制限することで目への影響を最小限に抑えることができます。
親御さんもお子さんがタブレットを用いて長い時間勉強しようとしていた場合は「続きはまた明日ね」などと言って次の日に勉強するように促してください。

3.オススメのタブレット学習教材

先ほどまではタブレット学習に共通する特徴を説明しましたが次はタブレット教材ごとの特徴について説明します。

スマイルゼミ

スマイルゼミは専用のタブレットを用いて勉強を行います。
幼児コースから英語に力を入れており、読み書きだけでなく、実際にネイティブの方の英語を耳で聞いて発音練習まで行います。

専用のタブレットは入会時に購入する必要があるということに注意して下さい。
さらにスマイルゼミは1年契約を前提としているため、1年未満で解約する場合はタブレット代金を追加で支払う必要があります。

そのため、スマイルゼミは気軽に始めることが難しいです。
スマイルゼミを始める場合は事前に良く調べる必要があると思われます。

RISU算数

RISU算数は算数に特化したタイプのタブレット教材です。
スマイルゼミと同様に専用のタブレットを使いますが購入する必要はありません。
契約時に会社からタブレットを貸与される形になります。

RISU算数の1番の特徴は学年に関係なく勉強ができるということです。
算数が得意なお子さんは自分の学年より先の問題を解くことができます。

つまり、算数が得意なお子さんは幼稚園生でも小学生の問題を解くことができます。
逆に、算数が苦手なお子さんは自分の苦手なところまで戻って勉強をやり直すことができます。
小学校に入学する前に確実に自分の苦手を克服することができます。

算数だけという点に引っかかる方もいらっしゃると思いますが、算数だけに注目すると幼児教育には最適な教材だと思われます。

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学研ゼミ

学研ゼミの1番の特徴は料金がとても安いということです。
月額500円という値段のため、気軽に始めやすい教材となっています。

また、1ヶ月の無料体験を行っています。
実際に自分の子どもに合う教材なのかを確かめた上で判断することができます。
<strong?スマイルゼミやRISU算数に比べると内容は少し劣りますが、お子様が楽しむような工夫がされているため子どもの食いつきが1番良いタブレット教材だと思われます。

4.まとめ

今回は幼児向けのタブレット教材についてまとめました。
幼児教育でタブレット学習はかなり効果があると思われます。

実際に自分のお子さんにはどのタブレット教材が合うのかを判断した上で幼児教育に取り組んでください。
幼児教育はお子さんが小学校に上がって以降に非常に大きな影響を与えます。
そのため、お子さんが勉強を楽しいと思えるような環境を親御さんが作ってあげることが重要です。

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