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子どもの学力向上に有効?幼児や小学生も受験可能な検定を調べてみた

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子どもの学力向上において有効な勉強法はなにがあるでしょうか。

たとえば、検定試験もひとつの手です。

なぜかと言うと、検定に合格すれば合格証をもらえるため、子どものモチベーションもおのずと上がります。どんどんと次の級を受けていくうちに、気づいたら先取り学習をしていたなんてこともあるかもしれません。

検定の中には、子どもでも十分チャレンジ可能なものもたくさんあります。そろばん検定、理科検定、歴史検定、論理文章検定などなど。

今回はそのなかでも特に有名で、子どもの学力向上や受験勉強に直接結びつく漢字検定、英語検定、算数検定について解説していきます。どれも学校の勉強とリンクしているので、とてもおすすめですよ。

漢字検定

https://www.kanken.or.jp/kanken/

漢検(日本漢字能力検定)は日本漢字能力検定協会が行っている、読み書きを中心とした漢字能力を問う検定です。全部で1級から10級まであり、10級が小学1年生レベルになります。年齢制限はなく、5歳前後で10級を受けるお子さんが多いです。なんと3歳で10級に挑戦した例もあるそうです。漢検は春秋冬の年3回開催されています。

  • 春秋冬の年3回開催
  • 年齢制限なし
  • 検定料 1500円(10級)~

メリット

学習習慣が生まれる

漢字は文字を覚える勉強ですから、どうしても日々の継続が重要になってきます。学校で漢字の宿題が多いのもそのためです。漢字の学習は反復練習だともいえます。

繰り返しやって同じような問題を間違えても、「次に行こう!」とどんどん進めていきました。また漢字を使って文章を作る宿題などで漢字の辞書を何度もひいていくうちに、部首の意味がわかるようになり、少しずつおもしろくなってきました。

というようなお子さんの声もあるとおり、漢字の勉強は本当に地道な努力なのです。

ですから漢検の合格を目指してコツコツと勉強することで学習習慣が生まれれば、漢字にかぎらず、全教科に生きてきます。つまり、漢検は子どもが学習習慣を身につけるのに最適な手段なのです。

日本語能力が上がる

漢字も日本語の一部なので、漢字を学べば日本語もうまくなります。文脈にあった熟語を選ぶ力や、むずかしい漢字でも読める力がつき、本や教科書を読むのも簡単になります

実際に受験した小学生には

もともと本はあまり読まなかったのに、映画の原作本などを読むようになり、だんだんと国語テストの点数もよくなっていきました。

といった声もあるようです。

ほかに、社会に出たときに読めない漢字があると不利だからという小学生の頼もしい声もありました。

親子で受験しやすい

漢検では親子で受験し合格すると「家族合格表彰状」がもらえます。

自宅での学習を習慣づけさせるために、私が漢検の受検勉強をしている姿を見せたり、勉強した漢字を報告したりして、やる気を刺激しました。

との親御さんのお話にもあるように、英語や数学よりも漢字は生活になじみ深いので、親御さんも挑戦しやすく、親子で勉強に励めます

英語検定

http://www.eiken.or.jp/eiken/

英検(日本英語検定)は日本英語検定協会が行っている、英語の筆記とリスニング能力を問う検定です。上位の級になると面接も加わります。1級から5級まで用意されており、5級が中学1年生レベルなので幼稚園生にはむずかしいですが、年齢制限はありません。小学校高学年からは狙えるでしょう小学校2年生の合格例もあります。英検は、漢検と同じく春秋冬の年三回開催です。

  • 春秋冬の年三回開催
  • 年齢制限なし
  • 検定料 2500円(5級)~

メリット

英語を「勉強」できる

子どもの英語学習は発音やレクリエーションメインで、英語の意味まで理解させようとするプログラムは少ないです。

英語に触れ、英語に親しむだけでなく、英検受験のために単語がどういう意味か、どんな語順が正しいのかを勉強すれば、英語の体系的な理解につながります。中学以降の英語教育の立派な予習にもなります。

話す機会が生まれる

面接の用意されていない級でも、スピーキングの試験を受けることができます。まだまだ日本では英語をしゃべる機会は少ないので、話してなおかつ採点もしてもらえるのはありがたいです。

上の子が英検3級に合格することができました。特にスピーキングの二次試験は、28/33点で合格。

なんて方もいます。子どものスピーキングが高評価だったらうれしいし、自信がつきますよね。

留学に使える

英検は日本の代表的な英語の試験です。北アメリカを含む全世界約400の大学が留学時の語学力証明として、英検を認めています

グローバル化の進む現代においては、英語能力はとても重要視されています。子どもの時から英検受験の習慣がつき、いずれ早い時期に1級や2級に合格すれば、子どもの将来も早くにひらいてきます。

まだ将来の進路に関する希望もないような子供だけど「英語だけは、小さい頃からやってきたから大丈夫」と思えるようにしてあげたいと考えている親御さんも、少なくないと思います。

算数検定

https://www.su-gaku.net/suken/

実用数学技能検定は日本数学検定協会が行っている数学・算数の実用的な技能を測定する検定です。1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼び、小学生や幼稚園生には算数検定が対応します。年齢制限はこちらもありません。かず・かたち検定は4歳からがちょうどいいそうです。もちろん数学検定へのチャレンジも大歓迎です。算数検定は春夏秋の年3回開催になります。

  • 春秋冬の年三回開催
  • 年齢制限なし
  • 検定料 1500円(かず・かたち検定)~

メリット

勉強の基礎力が底上げされる

検定で身につく力を、協会は次のようにいっています。

  • 道筋を立てて考えられる「論理的思考力」
  • 自分の考えを表現できる「コミュニケーション能力」
  • 文章問題で、本当に問われていることを導き出せる「読解力」
  • 一度使用した解き方を他の問題でも使用できる「応用力」
  • 一方向からの視点だけでは解けない問題に取り組める「多角的な視点」

たとえば、この中で「コミュニケーション能力」については、級が上がるにつれて、記述式の問題が増えるので、計算問題を解く以上の効果が期待されます。

「多角的な視点」については、

「あっ!そうか!こっちのやり方もあるぞ!」とひらめいたときに、とても楽しくなります。算数のおもしろいところは、自分でいろいろやり方を考えて、答えを出すところです。

というお子さんもいるように、勉強の枠組みを超えて、あらゆる角度から問題をとらえて解く力を育むこともできるようです。

ほかの力もとても大事ですが、特に上記のふたつが数検によって身につけられる大きな力と言えそうです。

未就学児にもやさしい

漢検や英検などとは異なり、算数検定のかず・かたち検定は未就学児を対象にしています。つまり3種類の中で、一番挑戦しやすい検定なのです。

最初に受ける検定としてとてもおすすめです。かず・かたち検定からはじまって、徐々にステップアップしていけば、子どもが自然に算数・数学好きに育ちます。

無料で受験できる

検定は基本的にどれも受験料がかかってしまいます。受験の上では必要なことですが、やはり家計としては負担ですよね。

そこで注目なのが、RISU算数です。

RISU算数は、算数の学習に特化したタブレット製品として注目を集めています。

そして2019年2月に正式リリース予定の新サービスとして「算数検定マスター(仮)」があります。

算数検定マスターとは、タブレット教材「RISU算数」の利用者を対象に、教材内で個人の成績を自動解析し、個人の学力に見合ったレベルの算数検定の階級を「おすすめ階級」として提示してくれるという機能です。

しかも、実際よりも1学年以上うえの学年の階級の算数検定を受検して合格すると、その際の検定料を後日全額返金するサービスもあります。

この仕組みを使えば、子どもの先取り学習の促進とお金の節約の一石二鳥が期待できるので、とってもうれしいですね。

詳細はこちら↓
https://www.su-gaku.net/press_release/detail.php?id=78

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まとめ

今回は日本の代表的な検定である漢字検定、英語検定、算数検定についてそれぞれメリットを解説しました。

どれも幼少期からも挑戦可能なものばかりなので、お子さんや親御さんの好みや考えに合わせて受験できるといいですね

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