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四谷大塚に低学年のうちから入れるってどうなの??口コミとともに特徴をまとめてみました。

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最近では早期学習の重要性が高まっている中、小学校1年生~3年生のお子さんをお持ちのお母さん・お父さんは塾に行った方がいいのかな・・・と思っている方も多いと思います。

その中でも今回紹介するのは中学受験の有名な塾として四谷大塚。

四谷大塚って有名だけど四谷大塚の低学年って具体的にどのようなことをやるんだろうか?と思った方はこの記事を読んでみてください。

1.四谷大塚低学年コースの特徴とは?


四谷大塚は1954年に創立という長い歴史を持つ、いわば中学受験では老舗の存在として、今も多くの生徒さんが在籍しています。

2006年に東進ハイスクールを経営するナガセの傘下となったことで、今後の運営・実績にどのような変化が出てくるかが注目されます。

四谷大塚低学年コースのコンセプト

『学ぶ楽しさを知る』

となっています。こちらのコンセプトに沿うような教育を実際行っています。

親御さんの中にはまだ塾には行かせなくていいか・・・などと考え、低学年の時の勉強を疎かにさせてしまう方もいらっしゃると思います。

実際に中学受験本番は小学校高学年になりますが、勝負は小学校低学年で決まっていることをご存知でしょうか?
いやいや嘘でしょと思った方も多いはず。では詳しく説明していきます。

1年生は小学校に上がって本格的な勉強というものに触れてきている時期だと思います。
この時期に大事なのは勉強=嫌い・めんどくさいなどネガティブなイメージを付けさせない事です。逆を言えば、1年生での目標は勉強=楽しいというポジティブなイメージを持たせることなのです。

1年生~3年生の時期に勉強に対してポジティブなイメージを持たせることで、本格化する小学校4年生からの凄まじい量の勉強量がなんとも思わなくなるのです。

また小学校低学年は脳の発達に一番重要な時期です。四谷大塚のホームページには以下のように記しています。

『四谷大塚は半世紀以上にわたって中学受験のための学習指導を行ってきました。その過程で、中学受験の成否のカギが低学年教育にあるということを知りました。

こうした事実を背景に、四谷大塚では小学校低学年の学習指導を研究し、独自の低学年教育のあり方を開発しました。知能開発に適した時期……それは 10歳までだと言われています。

四谷大塚低学年の指導コンセプトの一つに、「遊ぶように学ぶ」というものがあります。
四谷大塚の低学年指導では、子どもたちの好奇心を刺激して、もっと学習したいという気持ちになるように教材や授業の進め方を工夫しています。

知能開発に適した時期はおよそ10歳までと言われているのは、脳発達の基礎的部分が10歳ぐらいで完成してしまうからです。
また、脳科学の分野では、自ら求め・自ら考えることは、取り組み成果に10倍以上の差となって表れることが実証されています。

その原動力となるものが、将来の目標=夢です。四谷大塚では、お子さまの興味・関心を引き出し、「夢」を持たせる指導を行い、“自ら考える習慣”を自然に身につけさせます。 』

四谷大塚の授業は『集中力を保つ授業』をかがげています。その『集中力を保つ授業』の秘訣はなんでしょうか?

①『正しいへの小さな芽』を育てる授業

与えられた問題に対して、ただ問題を解いて終わりではなくさまざまな側面からアレコレと考えさせます。
他塾だと点数をかなり意識させる傾向があると思いますが、四谷大塚では点数による客観評価ではなく、子どもたちの関心や学習意欲を引き出し、学習に対する前向きな態度を生む主観評価が、小学校低学年の時期にはふさわしい学習指導と考えています。

②少人数制

集団授業と聞くと学校のクラスの人数を想像すると思います。しかし四谷大塚では10人~15人で構成されています。
少人数制をとることで生徒1人1人目配り気配りができます。また、床がカーペット敷きの専用教室での授業は、自由で活発な雰囲気となり、楽しく集中して学ぶことができます。

③バツをつけない添削

正解には◯をつけますが、不正解には×をつけるのではなく、コメントを添えます。子供はバツに過剰に落ち込んだりしますよね。。。
しかし四谷大塚では、書いたこと自体を評価してあげ、誤字や不適切な答え方などは、決して評価には含めず、プロセスの大切さを伝えます。

算数は特に途中式が大事になってきますよね。プロセスの重要性を子供たちに分からせることで、学力の土台を大きく育みます。

2.四谷大塚の口コミ


それではネットでは四谷大塚の口コミはどうなっているのか?まとめましたので紹介していきたいと思います。

    • 【料金】
      特に六年生になると、塾代がかなり高くなるので、結構家計が辛い。
    • 【講師】
      校舎長の先生が面倒見が良く、そして面白いので子供が楽しく通うことができた。
    • 【カリキュラム】
      四谷大塚伝統の予習シリーズは内容がまとまっていて、自分でも十分に学習できた。
    • 【塾の周りの環境】
      自宅からすごく近いので、夜遅くなっても心配することがなかった
    • 【塾内の環境】
      塾の中は綺麗であった。勉強に集中できる環境だと思うので、特に不満はない
    • 【良いところや要望】
      講師の面倒見が良く、進路相談にも積極的に応じてくれたので、よかった
    • 【その他】
      自宅から一番近い塾であったことと、講師の質がよかったので、満足しているが、料金がやや高い

《40代女性》

  • 【料金】
    このような受験塾はどこも高額ではあると思うが、まぁ、高額だった。4教科の授業料に教材、季節ごとの講習とテスト代などとにかく多額。教材に至っては、たいして使いもしないものも買わされた。
  • 【講師】
    低学年の頃は生徒人数が少ないせいか一人一人丁寧に指導してくれていたようだが、高学年になり生徒人数が増えると一人一人には目が届かない模様。結局、先生の質がどうこうというよりも個人次第という結果になった。教室内は授業中でもうるさいようで、それを制することができる先生もいない感じ。結局、たいして成績も伸びず中途半端な学校に入ることになった。
  • 【カリキュラム】
    一見良さそうに見えるカリキュラムだったが、見た目だけ。力にはなっていなかった。教材は評判の良いものではあったが、子供自身がうまく使いこなせていなかった。季節講習は必須のものと選択制のものがあったが、どれにおいても行っているだけという感じで終わった。
  • 【塾の周りの環境】
    駅からちょっと歩く。
  • 【塾内の環境】
    六階建ての自社ビルなので広さだけは広い。ただ、設備は古くエアコンの音が非常にうるさく感じた。トイレは階毎に設置されていたが、生徒数が多いのに個室が3つしかなくて使いづらかった。
  • 【良いところや要望】
    通っていた時は夢中だったので、塾を信じてとにかく必死に通わせていた。でも、結果的に良かったところなんて一つもなかったと思う。もうちょっと一人一人に目を向けてほしかったし、学校選びの時も一緒に悩んでほしかった。

《40代女性》

3.まとめ

いかがだったでしょうか?今回は四谷大塚低学年コースについて紹介させていただきました。四谷大塚低学年コースの特徴として

  • 『正しいへの小さな芽』を育てる授業
  • 少人数制の授業
  • バツをつけない添削

でした。ただ子供に合うかどうかは実際に行ってみないと分からないと思います。是非四谷大塚の体験授業に参加してみて、四谷大塚の授業を実際に肌で感じてみてください。

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