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ドラゼミとこどもチャレンジを比較してみた。本当にいい教材はどっち?

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幼児教育は年々注目を集めてきており、その数は10種類を越えています。
今回はその中でもドラえもんで有名な「ぷちドラゼミ」としまじろうで有名な「こどもちゃれんじ」を比較して、どちらの教材がどのような人にあっているのかをまとめていきたいと思います。

1.幼児教育について

幼児期は性格が形成されたり、これからの基盤が作られていくとても重要な時期のです。
そのためこの幼児期の期間に早めに教育をすることによって、その能力を大いに伸ばしてくれる可能性を持っています。

幼児教育とは、子供が小学校に上がる前の大切な時期に勉強や音楽、スポーツなどを早めに経験・学習することによって子供の可能性を最大限に伸ばしていく指導を行うことを言います。
学習に関しては英語や算数など、音楽に関してはピアノやバイオリン、スポーツに関しては水泳や体操教室などを通わせているご家庭が多いです。

幼児教育のメリットとして、早くに子供の興味があるものを見つけることが出来たり、小学校に入学する前に早期教育を行っておくことにより、周りと差をつけることが出来、心に余裕が生まれるということが挙げられます。

一方幼児教育のデメリットとして、幼児期から費用が多くかかってしまうことや、嫌いなものと出会ってしまったらずっと嫌いになってしまうということがあります。

今回は様々ある幼児教育のなかでも「ぷちドラゼミ」と「こどもちゃれんじ」を比較してその特徴を比べていきたいと思います。

2.ぷちドラゼミ

ぷちドラゼミは「ドラゼミ」で有名な小学館が行っている未就学児向けの教育サービスとなっています。
コースは【年少コース】、【年中コース】、【年長コース】の3種類に分類されます。

【年少コース】ではもじ・かずに触れ、【年中コース】ではもじ・かずの基礎を身につけ、【年長コース】ではもじ・かずの完全習得を目指し、段階的に学ぶことで小学校に入る前につまづくことを無くしこれからの学習の土台を固めています

1.かずのテキスト

テキストはカラーで、ドラえもんがいたるところに登場してくるので楽しく学習することができます。

2.ちえのテキスト

また頭の体操としてちえのトレーニングブックがあるのも特徴の一つです。
幼児期に迷路遊びや間違い探しなどのユニークな問題に慣れていくことによって、小学校に入ってから作文のアイデアや論理的な構成力を身につけるためのトレーニングになります。

3.ワークブック

ぷちドラゼミは自ら学ぶ習慣を身につけるための「工作」や「からだあそび」などの体験を通して楽しく学ぶ教材も多く含まれているので、親子で楽しく学ぶことができます
お子様のやる気を伸ばすごほうびスタンプがあったり、誕生日にはオリジナルの誕生日カードがもらえるので学習のやる気も起こしてくれるでしょう。

費用は年少コース1,988円、年中コース・年長コース2,268円となっています。

3.こどもちゃれんじ

こどもちゃれんじは進研ゼミで有名なベネッセから出ている未就学児向けの教育サービスとなっています。

対象年齢は0歳から年齢別のコースが設定されています。
また小学校に入ると「進研ゼミ」として高校生まで学年別のコースが続いています。

  • 0歳には【こどもちゃれんじ baby】
  • 1歳向けには【こどもちゃれんじ ぷち】
  • 2歳向けには【こどもちゃれんじ ぽけっと】
  • 幼稚園年少を対象とした3歳向けには【こどもちゃれんじ ほっぷ】
  • 幼稚園年中を対象とした4歳向けには【こどもちゃれんじ すてっぷ】
  • 幼稚園年長を対象とした5歳向けには【こどもちゃれんじ じゃんぷ】
  • のコースが存在しています。

    1.教育おもちゃ


    おもちゃの一例

    こどもちゃれんじの最大の特徴は興味をそそる教育玩具の豊富さです。
    学習を遊びと融合することにより楽しんで学習してくれ、様々なものに興味をもつ力を身につけさせてくれます。

    幼児期に必要な「ひらがな」や「数・図形・論理」、「社会性」、「好奇心・英語」など様々なトピックにおいて玩具やDVD・絵本で楽しく学ぶことができます。

    一方この玩具を巡っては、教材が届いた後に玩具しかやってくれないという口コミも多いので向き不向きがはっきりしそうです。
    玩具が好きでそれを楽しみに学習にも取り組んでくれる子にはぴったりの教材なのではないでしょうか。

    2.料金

    料金に関しては年払いか毎月払いかによって金額は異なります。

  • 1歳前後/2~3歳/3~4歳のコース:月々2,036円。(一括払いの場合:20,364円、月あたり:1,697円)
  • 4~5歳/5~6歳のコース:月2,336円(一括払い:23,328円、月あたり:1,944円)
  • なお解約費は一切かからず、一括した後に途中解約すると残りの分は返金されるので安心です。

    なお育児をしている親御さん向けの教材もあるので、親子で楽しく学習に取り組むことができます。

    4.比較

    1.問題量

  • ぷちドラゼミ:約60ページ
  • こどもちゃれんじ:約20ページ
  • 問題量は圧倒的にぷちドラゼミの方が多いです。

    こどもちゃれんじはワークよりも玩具を重視しているので人によっては物足りないと感じる人もいると思います。

    こどもちゃれんじの足りないところを補うために「キッズワークプラス」という有料オプションも追加で可能です。
    費用は月535円となっています。

    2.価格

  • ぷちドラゼミ
    【年少コース】1,998円
    【年中コース】2,268円
    【年長コース】2,268円
  • こどもちゃれんじ
    【こどもちゃれんじ baby】2,036円(一括払いだと1,697円)
    【こどもちゃれんじ ぷち】2,036円(一括払いだと1,697円)
    【こどもちゃれんじ ぽけっと】2,036円(一括払いだと1,697円)
    【こどもちゃれんじ ほっぷ】2,036円(一括払いだと1,697円)

    【こどもちゃれんじ すてっぷ】2,236円(一括払いだと1,994円)
    【こどもちゃれんじ じゃんぷ】2,236円(一括払いだと1,994円)

  • こどもちゃれんじでは年少は【こどもちゃれんじ ほっぷ】に年中は【こどもちゃれんじ すてっぷ】、年長は【こどもちゃれんじ じゃんぷ】に対応しているのでぷちドラゼミもこどもちゃれんじも費用に関してはほとんど差がありません

    3.玩具

  • ぷちドラゼミ:年3回
  • こどもちゃれんじ:毎号
  • 玩具が豊富なのは圧倒的にこどもちゃれんじです。
    ただ玩具で遊びすぎてしまって勉強はしてくれないという意見も多数口コミであるので、よく判断してお子様にはあっているかを判断しましょう。

    4.保護者向けフォロー

  • ぷちドラゼミ:解説・特集
  • こどもちゃれんじ:子育て情報
  • こどもちゃれんじは保護者向けの情報誌も充実しています。
    初めての子供にどのようにしたらよいのかわからない親御さんにはぴったりです。

    5.まとめ

    ぷちドラゼミはこどもちゃれんじと比べると勉強面では充実していますが、おもちゃなどの付録の面では劣ってしまいます。
    どちらを重視するかはお子様のタイプによって変わってくると思います。

    どの教材にもいいところもあれば悪いところもあり、全員に合う完璧な教材はありません。
    お子様が楽しく遊びも勉強も取り組める教材はどちらなのかぜひ比較してみてください。

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