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チャレンジを退会した理由・・挙げてみました。

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小学生向けの家庭学習教材として「チャレンジ」があります。昔からあり、使っている方も多いかと思います。

小学生が楽しくわかりやすく取り組めるよう様々な工夫が施されており、利用者が多いのも教材の良さを表しているのかもしれません。

しかしそれでもチャレンジを退会してしまうご家庭も一定数いらっしゃいます。今回は、チャレンジを退会してしまう理由についてご紹介していきます。

1.チャレンジについて

チャレンジは比較的昔からあるためご存知の方も多いのではないでしょうか。

しかし、最近では従来のテキスト型の教材に加えてタブレット型の教材が新しく発売されるなど、今までにはない新しい教材に変化してきています。

そのため、改めてテキストタイプのオリジナルスタイルタブレットを使用した「チャレンジタッチ」についてご紹介していきます。
ここでは主に1年生から3年生の低学年の内容を中心に取り上げていきます。

1-1.チャレンジ(テキストタイプ)


まずはじめに、テキストを使用したオリジナルタイプのチャレンジについてご紹介します。

オリジナルスタイルのチャレンジは、毎月自宅に届く1ヶ月分の問題が入ったテキストに取り組んでいきます。
1、2年生は国語と算数、3年生からは理科・社会が追加され、どの学年でも希望すれば英語も受講することができます。

テキストは1回あたり約15分ほどで取り組めるように設計されており、教科書対応の問題が出されています。
毎月の終わりには「赤ペン先生」の問題にチャレンジし、担任制の個別指導でお子様一人一人に合わせたアドバイスを受けることができます。

そして4、8、1月号では普段のテキストとは異なるドリルが届きます。このドリルは毎月のテキストで学んだ内容をさらに強化し、論理的に物事を考える力を養います。

そして学期末には実力テストを受け、お子様の力がどの程度伸びたのかを確認することができます。

1-2.チャレンジタッチ


チャレンジタッチはタブレットを使用した学習教材になります。

毎月25日を目安に次の月のレッスンが配信される仕組みになっており、取り組める教科はオリジナルスタイルの場合と同じです。
問題の内容も教科書対応のものになっており、1回10分程度で取り組めるようになっています。

自動採点システムになっているため、保護者の方が毎回丸付けをしてあげたり、つきっきりで見てあげる必要はありません。お子様一人で進められるようになっています。

そして、オリジナルスタイルの方で届くドリルは、タブレットの中で出題される「発展問題」という形で同じものに取り組むことができます。

月の終わりには、赤ペン先生の問題ではなく一人一人専用のまとめ問題が出題されるため、そこで毎月どの程度力が伸びたのかを確認できます。

学期末テストはオリジナルスタイルと同様、自宅に届いたものを解きます。

オリジナルスタイルもチャレンジタッチも、使用する教材のタイプは違いますが学習の内容や目指す目標は同じになっています。

2.チャレンジの特徴


では、チャレンジの特徴についてご紹介します。

2-1.オリジナルスタイル

1回15分で無理なく進められる

オリジナルスタイルでは、1回15分程度で無理なく進めることができます。

小学校低学年のお子様の集中力は15分程度と言われており、毎日学校から帰ってきた後に30分も1時間も勉強するのは難しいです。

集中力をつけさせるために、今の集中力よりも長めの時間勉強することは効果的ですが、実力以上の時間の集中を毎日続けるとお子様が勉強を嫌いになり机に向かってくれなくなってしまうケースもあります。

低学年のお子様ですとこれから集中力や学習習慣を身につけていこうという方が多いかと思われます。
そのため、1回15分程度で進められるという点はチャレンジの良い点だと言えるでしょう。

イラストをつかったわかりやすい解説

オリジナルスタイルのテキストでは、図やキャラクターのイラストをつかった解説や出題が載せられています。
キャラクターが問いかける形で問題が出題されていたり、キャラクターが問題の解説をしてくれるとお子様の勉強へのモチベーションもあげることができます。

さらに、学習内容の理解には図などを用いた視覚的な理解も欠かせません。そのため、イラストをつかった楽しわかりやすい解説を使うことでお子様の学習がさらにはかどります。

2-2.チャレンジタッチ

タブレットで楽しく勉強できる

チャレンジタッチはタブレットを使用した教材になるため、お子様にとってはゲームをしているような感覚で勉強に取り組むことができます。

タブレットで勉強すること自体もお子様にとって楽しさを感じられる要素になりますが、「自分だけのタブレットを持っている」ということでさらに勉強へのモチベーションを高めることもできます。

勉強が嫌いで紙の教材にはなかなか取り組んでくれないというお子様でも、タブレットだと自分から進んで取り組んでくれる場合も多いです。

学習効果を高めるためには、お子様が自分から進んで自主的に学習することが大切です。そのため、お子様が楽しく勉強できるタブレットは大きなメリットと言えます。

わかりやすい解説

タブレット教材に載っている解説は、紙のものと違いイラストが動くアニメーション形式になっています。
そのため、漢字の書き順や算数の図形、理科の問題など頭の中でイメージして考えなければならないような問題の場合は、紙の教材よりも理解を深めやすくなります。

特に算数の図形の問題では、図形を頭の中で回転させたり、立体の展開図について考えなければならないため、言葉だけでの解説が困難な分野です。そのため、アニメーションによるわかりやすい解説を使うことでニガテの防止にもつながります。

3.退会の理由


先ほどご紹介したように様々な特徴を持つチャレンジですが、お子様に合わずに退会してしまう方もいらっしゃいます。教材選びの参考に、退会された方の理由についてご紹介します。

3-1.学校の宿題との両立ができなくなった

小学校では宿題が出される場合がほとんどです。そして宿題は期限までに提出しなければならないため、家庭学習の際にも一番最初に優先して取り組むお子様も多いです。

小学校にもよりますが、学年が上がるにつれて宿題の量はどんどん増えていきます。そのため、たとえ1回10分〜15分程度とはいえ学校の宿題に時間がかかってしまうとその後にチャレンジに取り組むのが難しくなってしまうようです。

学校の宿題が大変で教材を解き終わらずにためてしまっても、それに関係なく次の月の教材が送られてきます。そのため、どんどん教材が溜まってしまい、溜まった教材を見てさらにやる気をなくすという悪循環に陥ってしまうことがあります。

1回15分程度というように目安が決められていることで学習習慣を身につけやすかったり学習の進捗を管理しやすいというメリットもありますが、一旦ペースが乱れてしまうと元に戻すのは大変です。

3-2.費用の割に成績が上がらない

チャレンジは、お子様の学習をサポートするために毎月のテキスト以外にもいろいろな副教材を提供してくれます。
しかし手厚いサポートを受けられる分、費用が高くなってしまい、お子様の学力向上に見合わないとして退会される方もいらっしゃいます。

チャレンジの毎月の受講料についてまとめます。

1年生:3,343円
2年生:3,343円
3年生:4,062円
4年生:4,865円
5年生:6,532円
6年生:5,779円

1年間の一括払いにすると割引もありますが、他の教材に比べると比較的割高に設定されています。そのため、お子様の学力がなかなか上がらなかったりコツコツ続けられずに溜めてしまったため退会する、という方もいらっしゃるみたいです。

お金をかけている以上、それに見合った学力を期待するのは当然です。お子様の学力とお値段をしっかり吟味する必要がありそうですね。

3-3.言わないとやらない

チャレンジを始めた当初は自分からコツコツやってくれていたのに、しばらくしたら飽きてしまい保護者の方が言わないとやらなくなてしまったり、あるいは言ってもやってくれなくなたために退会される方もいらっしゃいっます。

もちろん学習習慣を身につけるまでは保護者の方のサポートが必要ですが、言われて嫌々取り組んでいでは保護者の方の負担も増えてしまいますし、お子様の学力も十分に伸びないと思われます。

お子様が自分からやりたくなるような工夫がもう少しあると良いですね。

4.まとめ


今回は、チャレンジの特徴や退会理由についてまとめました。
お子様の学力を伸ばすための魅力がたくさんあるチャレンジですが、どうしても合わずに退会される方もいらっしゃいます。

このように、教材選びの際はメリットだけでなくデメリットや続かなかった理由も合わせて検討することで失敗を防ぐことができます。

お子様が楽しく学習を続けていけるよう、様々な角度から教材を検討して見極めてあげるようにしましょう。

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