スマイルゼミに幼児コースができました。もうご存知でしょうか?
そもそも就学前にはどんな教育要素が必要なのか、スマイルゼミ幼児コースはどんな特徴があるのか、調べてみました。
1.スマイルゼミとは?
スマイルゼミはジャストシステムという企業が運営するタブレット教材です。
学年ごとに教科書準拠
スマイルゼミは教科書に対応しており、学校の勉強の予習・復習に最適です。
リーズナブル
月々3000円弱と、通塾に比べてリーズナブルな価格設定となっています。
漢検合格率95%超え!
タブレット学習でありながら実際にきちんと「書ける」そして「判定してくれる」教材のため、漢検の合格率がとても高いです。
2.タブレット学習ってどんな感じ?
スマイルゼミで導入されているタブレット学習にはどんな特徴があり、どんなメリットがあるのでしょうか?
気になりますよね!
ゲーム感覚で楽しく勉強
タブレット自体に興味のある子どもも多く、勉強という印象の強いドリルと違って積極的に次の問題に取り掛かってくれることが多いです。
勉強自体に嫌な印象を持たせず、それどころか「楽しい、得意だ、私はできる」という感覚を持つと、これからの学習がずっと楽になります。
カラーで飽きない
ドリルは黒白赤など、3色刷りのものがほとんどです。
その場合、学習自体が単調になりがちですし、文章題や図形などボリュームのある問題を嫌厭することもあります。
タブレットならばビビットな色彩の図やキャラクターで、子どもを飽きさせません。
丸付けを自動的にやってくれる
タブレットはオンライン学習のため、コンピューターが合否を自動的に判断し、伝えてくれます。
間違いを放置して気づかずに終わってしまうことがありません。
間違いだと気づいた後のやり直しは、その問題がより印象に残るので、とても重要です。
3.スマイルゼミ 幼児コースが新設!
2018年12月から、スマイルゼミの幼児コースが新設されました。
一体どんなコースなのでしょうか?
ひとりでできる
タブレットを起動すると「きょうのミッション」で取り組むべき学習をおすすめしてくれます。
さまざまな分野の教材を偏りなく、取り組むことができます。
英語も
英語の発音を聞いて・真似ることで綺麗に発音できるようになります。
実際に声に出し、それを聞くことで、英語がより定着しやすくなります。
専用のタブレット
スマイルゼミのタブレットは、学習専用のタブレットです。
勉強のつもりでタブレットを開いたのに動画ばかりを見てしまったり、お子様にはあまり見せたくないサイトが開いてしまうこともありません。
安心して勉強を進められます。
ひらがな・カタカナ
今後の国語及びその他の教科のために不可欠なひらがな・カタカナ。
正しい字形と書き順を身に着けることはとても重要です。
小学校では始めにさらっと触れるだけで、子どもによってはそれだけでは習得できず、その後の進みに影響が出やすいです。
就学前に少し予習しておけば、小学校に入ったときも「なあんだ簡単んだな」と思えてぐっと気が楽になるはずです。
ひらがな・カタカナは一度間違った書き順を覚えてしまうととても厄介。
スマイルゼミなら、きちんと線をなぞって綺麗な形でかけているか、書き順は正しいかというところまで一語一語チェックしてくれます。
かず
算*数の入口となるかずの概念。
何番目などの難しい概念も、タブレットだからこその動きのあるワークでわかりやすく学習できます。
かわいいキャラクターや動物・お菓子で楽しみながらいつの間にか数がわかるようになります。
とけい
「長い針を動かすと短い針も動く」といった時計の仕組みや、生活時間と組み合わせた「時間」の概念を理解します。
とけいは小中学校になってもより難しくなった分野が出題され、つまずく子も多い分野。
就学前から親しみをもっておくことで、苦手意識を持たずに学習できるかもしれません。
ちえ
ユニークなのがこの「ちえ」の単元。
知識を覚えるというよりも、自ら考え知識を活かす方法を身に着けます。
自分で”ひとつ先”まで考える力や、与えられた情報をもとに結論を導き出す力など、自ら考える力はこれから生きていく上で、勉強以外の様々な分野で役立つ力です。
4.就学前に身に着けておくといいこと
スマイルゼミでの学習以外にも、就学前に身に着けておくといいことはあるのでしょうか?
もちろん全部が必要というわけではありませんし、お子様によってそれぞれ得意・不得意な分野があると思います。
その見極め・個性の理解にもぜひ役立ててくださいね。
イスに座って作業できる
目標は45分です。まずは5分からスタートしてみましょう。
なぜ目標が45分なのかというと、小学校に入ったら授業が一コマ分40~45分だからです。
その間、基本的にずっと椅子に座っていないといけません。
小学校に入っていきなり環境が変わって「ずっと座っていなさい」と言われても、抵抗を覚える子も多いと思います。
その場合、学校自体がつまらないな、窮屈だなと言う印象になってしまうことも十分ありえます。
まずは5分から、椅子での作業をスタートして、徐々に慣れさせていきましょう。
人(先生)の話を聞く習慣をつける
人の話を聞くということには、自分以外のことに関心を持つことと、集中力を身につけることが重要です。
自分以外のことに関心を持つ、そしてその説明を受け入れる、ということが出来るようになるためには、普段とは違う範囲に足を伸ばしてみることが有効です。
いつもと違う公園や、少し足を伸ばして山や川に遊びに行ってみる、そしてこれはなんだろうね、などと疑問や話題を投げかけながら、興味を引き出したり、解説してみたりしてください。自然とできるようになるかもしれません。
また、集中力を身につけることも重要です。人の話を聞き続けるのは集中力や忍耐力を要する行為です。
これには絵本が効果的です。
始めは絵がたくさんのもの、少しずつ長いものや文字の多いものを混ぜながら、一冊ずっと集中できることを目標にしてみてください。
お子様にもよりますが、必ずしも毎回違う絵本でなくても大丈夫です。何度も繰り返し読むことによって、想像が膨らんだり、出てくる言い回しやモノの名前を覚えていったりします。
ぜひ意識してみてください。
学習に向かう態度・姿勢を育てる
学習に対して、前向きな姿勢を持てると、その後の小学校の勉強も楽しく取り組むことが出来たり、学校自体が楽しくなったりします。
無理やりやらせるのではなく、興味をもたせることを意識してみてください。
「知り過ぎていて授業がつまらなくなる」というより「わからないからつまらなくなる」ことの方が多いのです。
知識が邪魔になることはあまり心配しなくて大丈夫です。
自分で時間管理ができる
自分で時間を管理する、というと難しく感じますが、自分が今やるべきことを把握することやそれを順序立てて考えられるといったことです。
毎日の朝のルーティンなどが1人でできると、親御さんも大助かりだと思います。
少しずつ1人でやってみようか、考えてみようか、これは任せたよ、と伝えていってみてください。
ひとつだけ、自分の得意なことを作る
得意なことがあると、それが拠り所になり、自信につながります。
自信があると、落ち着いた行動ができたり、人間関係が上手く回っていったりします。
お子様が何が得意なのかを注意深くみて、それを育てることを意識してみてください。
5.まとめ
いかがだったでしょうか?
スマイルゼミについてと、就学前に身に着けておくとよいことについてまとめてみました。
集中力や椅子に座っての作業、時間管理などは、スマイルゼミを通して身につけることも可能です。
体験教室などもホームページに記載がありますのでぜひチェックしてみてください。