
もうすぐ新学期ですね。
友人から、「子どもがそろそろ大きくなってきたし、学習塾に通わせてみようかな~」という話をよく耳にするようになりました。
小学生に人気の教室といえば、「くもん」ですよね。
教室としての歴史は古く、名前を知っている方も多いのではないでしょうか。
そんなくもんですが、「くもんは効果がない」「成績が伸びない」という噂もちらほら聞きます。
「くもんは本当に効果がないのか?」、「口コミにはどんな評判が書かれているのか?」を調べてみました!
1.くもんはどんな学習塾なの?
そもそも、「くもん」はどのような教室なのでしょうか?
くもんは、プリント課題を教室で解き、わからないところを教室に常駐している先生(主婦の方が殆どです)が教えてあげる、というシステムになっています。
生徒には宿題が課され、その採点も先生が行います。
くもんの「年長」の公式ホームページから教育理念について見ていきましょう。
・細かいステップに分かれた教材で、むりなく力を高めます。
らくにできるところから始めて少しずつ学習レベルを高めていける教材だから、知らず知らずのうちに確かな学力が身につきます。・お子さまの 性格や進め方にあわせて、学習内容を調整します。
まだ小さなお子さまは、やる気の波も大きくなりがち。先生はお子さまの性格やその日の気分、体調にあわせて学習内容を調整しています。・50%以上の公文生が学年を越えて進みます。
公文式は、まだ教わっていないことを自ら学び取る「自学自習」によって能力を高め、学ぶ喜びを知ってほしいと考えています。
実際に半数以上の子どもたちが、自分の学年を越えた内容を学習しています。
とあります。
このように、くもんではむやみに高い難易度の問題を解かせるスパルタ方式ではなく、「無理のないレベルで学習を続けること」、「継続した学習が可能であること」が重視されているようです。
また、くもんの「小1・小2」の公式ホームページには、以下のように書かれています。
・すらすらできる教材から始めることで、学習のテンポやリズムがつかめ、作業力や集中力が養われます。
・「勉強嫌いだったうちの子が、机に向かうようになった!」など、2週間の無料体験だけで変わるお子さまも多くいらっしゃいます。・学習指導にあたって最も留意するのは、その子の可能性であって、現時点での年齢や学年にはほとんどとらわれません。
実際に半数以上の会員のお子さまが学年を越えて進んでいます。・学年を越えた段階を自習で進んでいける、「高い基礎学力」と「自ら学ぶ力」が養われます。
これらの力は応用問題に取り組む際の土台となります。・英検(R)3・4級 小学生合格者のうち15,000人以上がKUMONの生徒!
また、5,000人以上が小学生でTOEFL Primary(R)、TOEFL Junior(R)にチャレンジしました。
このように、くもんはしっかりとした実績に裏打ちされた学習指導教室であることがわかりますね。
関連記事はこちら⇒年長からくもんに通うべき?くもんの特徴は?
2.くもんは効果がない!?
くもんの学習に効果がない、という評判について検証していきたいと思います。
「くもんに効果がない」という意見については、ネット上に以下のような体験談が確認できました。
息子が小学校一年生からくもんに通っていたけど、あまり成績が伸びなかった。
月謝も安くはないから、お金を払っているぶんはしっかりと成績を伸ばしてほしい。
先生が勉強のプロというわけではなく、いってしまえばただのアルバイトなので、あまり学力に期待できない。
教え方も、うまい人ばかりとは限らないと思う。
教室がうるさく、勉強に集中できる子とそうでない子が一緒になっているので、静かな場所で勉強したい子にとっては向かないと思う。
先生の実力差もばらばらで個人差が大きい。
このように人によっては「くもんに効果はない」、「成績が上がらなかった」と感じられることもあるようですね。
関連記事はこちら⇒幼児から始めるくもんの口コミ
3.くもんのいろいろな口コミ
くもんの先生は、教育のプロとは言えません。
そもそも学習塾は教員免許は必要ないので、教育免許や教育経験がないからと言って教えるのに向いてない、というわけではないと言えます。
先生に主婦が多いことに疑問を感じる方もいるようですが、くもん教室は受験専門の塾などとは体質が異なり、子どもを預かる場所としての機能もあるのです。そのため、子どもを育てた経験のある女性の人材が求められます。
講師としての学力よりも、子どもの扱いに長けていることが重要だからです。子どもに指導するのではなく、学ぶことの面白さに自分で気づいてもらうことが重要です。
子育てをした経験のある方でなければ、ぐずったり集中できなかったりする子どもとうまくやっていけないと思います。
低学年のときに子どもが通っていましたが、あまり成績は伸びませんでした。
なので、途中から家庭学習に切り替えました。
くもんのプリントは、わざわざ教室にいかなくても自宅でもできるんじゃないかと思います。くもんは宿題としてプリントを課しますが、子どもは、一人で勉強するということがあまり得意ではありません。
子どもが小さいうちは、親子のコミュニケーションを通して勉強のモチベーションを保つことが大事になります。重要なポイントとしては、とにかくやめないこと、継続させること。
そのため、宿題も結局親が見ることになります。またくもんレベルの問題なら、学校の勉強の復習でも十分なんじゃないかと思うことがあります。
基礎力を育てることが大切ですから。進学塾に通わせないまま、子供の学力を上げるのには学校の復習はとても効果的と言われています。
毎日継続して勉強することが必要になりますが。
とにかく、基礎を徹底させること。
これができるとできないとでは、全く成績は違ってきますね。家庭学習や学校の問題の丁寧な復習でも効果が期待できるので、くもんに通わせるのは意味があるのかと思ってしまいます。
最近授業料が値上げされたので困っています。
くもんに通う家庭は一般家庭が多いので、あまり高く吊り上げられてしまうと通いづらいという家庭も出てくるのではないでしょうか。
また、月謝が上がったぶんどこか良くなるかと言われればそういうわくでもなく、コスパとしては他の教材や通信講座の方が良いんじゃないかと思います。進学塾と言うわけでもないのに、月謝ばかり上げられては損した気分になりますし、そうした点については、あまり良い印象が無いですね。
4.まとめ
くもんは、「効果がない」、「先生がよくない」、「教室に通う必要が無い」などさまざまな評判もありますが、やはり子どもが学べる場所として人気の教室であることは間違いないようです。
子どもの教育には、くもんの他にもさまざまな学習塾や通信教材がありますので、もし合わないなと感じたら他の教育を受けさせてあげましょう。